気になる動き
1)組込みシステム
Embedded System。一般的に我々の身の回りにある電化製品や自動車などの機器に内蔵されている、いわゆる「マイコン」と呼ばれているものである。基本的にはパソコンと同様のものでCPUとメモリ、それを動かすOSからなるが、機能やコストを極限まで制限しているのが特徴である。
携帯電話やカーナビ、デジタルカメラ、テレビやゲームマシンがその一例だが、もっと小規模なシステムとしてはレジなどに使われる端末もこれらに含まれる。
参考文献
2)シンクライアント
Thin client。カタカナだと間違えやすいが、「Thin=薄い」で「Think」ではない。ネットワークを組んだ必要最小限度の端末(クライアント)から、サーバーにインストールしているアプリケーションをリモート稼働させるシステム。
参考文献
業務用として端末の個数も多く高額だったが、NECがこの春家庭用により導入しやすいLui(ルイ)シリーズを発売する。NECは今後SOHOの分野も視点に入れているようである。
3)PCパーツの値下がり
パソコン自体の価格も10数年前に比べればかなり安くなってきたが、驚くのはパーツの値下がりである。例えばHDDであるが数年前までは最大250GB程度、価格も¥2?3万円が相場だったのに、今や最大容量1TB!!、しかも¥2万円前後とこれまたインフレの嵐。
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