名前は似てるけど
Core Duoどころではなく、Core 2 Duoが市場に登場してきた。
まず、おさらいをしよう。
「Intel Core Duo」 とは、開発コード「Yonah(ヨナ)」と呼ばれたIntel製モバイル向けCPUのこと。モバイル専用CPUとして設計された「Pentium M」の後継製品で、一つのチップの中に2つのプロセッサコアを持つデュアルコアプロセッサ。これにより性能向上と消費電力の低減の両立が最大の特徴。シングルコアのものもあり、こちらが「Intel Core Solo」。これらはシングルコアを前提として設計された従来のPentium4/D(NetBurst)系のプロセッサである。
開発コード「Conroe(コンロー)」がデスクトップ用CPU、「Merom(メロン)」がモバイル用で、これが今回登場した「Intel Core 2 Duo」。最初からデュアルコアが前提の、新しいアーキテクチャーである。「Woodcrest」はサーバ・ワークステーション用のバージョンである。
さて、冒頭に「どころではなく」とつい口が滑ったのは、ようやく某メーカーで唯一残されたワイド版ノートにCore Duoがやっと搭載されて喜んでいたのだが、実はそれでは「まだまだ」だったと言うオチなのだ。つまり来年の今頃きっと、ようやくCore2 Duoが搭載された・・・なんて言っているのだろうと。