空調ベッド
「空調服」と言うものをご存じだろうか?夏場や密閉された環境、あるいは服で身体を守らなくてはならないような環境、例えば蜂などの昆虫から防護が必要な山間部での作業を想像していただけと判りやすい。そんな暑さと格闘しなくてはならない環境に、ブルゾンに外気を小さなファンで取り入れることにより、汗を気化し更に換気することにより身体を冷やすのだ。
笑われてしまうが、私が現在寝室として使っているのは自分の書斎の一角で、南向きで夏場はかなり暑い。実は極めて居心地の良い寝室があるにはあるのだが、6年前に中学に進学した長女に乗っ取られてしまい、ついにオヤジは診療室以外に自分の権利が残る唯一の場所に追いやられてしまったままだ<恥ずかし?。で、この空調服のベッドバージョンが有償で試作されたので飛びついてみたということだ(そのころは暑かったのね)。
この数日雨模様で気温が低く、しっかりと布団がないとカゼを引きそうだが、先週などは極めて有り難かった。空気がシーツの下を通るため、膨らんで奇妙な感じなのだが、マットに残る体温がキレイにぬぐい去られ、冷感さえ覚え非常に心地よい。まさにアイデア商品と言えよう。
だがさすが中国製、1週間も使わないうちにスペーサーと呼ばれるブロックがバラバラになり、シーツの中で険悪な状態となっている。よく見ると単にブロックを簡単に繋ぎ合わせているだけなので、ちょっとした衝撃で分離してしまうのだ。この点はクレームを付けておいたので、別の材質を探してくれることを期待しておこう<苦笑。