クライスラー
TOWER RECORODのDMで、2月2日はフリッツ・クライスラーの誕生日と。
フリッツ・クライスラー、有名なヴァイオリニストで作曲家だ。特に著名な「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」は誰もがいつか聴いたことがあるはず。大体、私でも知っていたし(^^)。
私的にクライスラーで感銘を受けた曲は「Tempo di minuetto」。
5分近くの曲で、クラシックの小曲に良くある、何度も同じフレーズが繰り返されるため、途中少し飽きると言う意見も・・・(^^ゞ。
この曲との出会いを紹介したい。
1970年代後半FM東京の日曜日午後、オーディオ評論家でミキサー(かつオーディオラボというレコード会社の社長)であった菅野沖彦が司会進行をしていたDENONライブコンサート。いろいろなアーチストがスタジオライブ演奏を生放送するという番組だった。
ヴァイオリニストのヨセフ・スークが来日してライブ演奏を行った会の事。当時はFM放送のエアチェック(要するに番組を録音すること)に嵌まっていた時期で、カセットだけで無くオープンテープでもエアチェックしていた。その時は何故だか秋葉原のF商会でパッケージに憧れて買ったBASFの7号テープをセットしていた。記憶が曖昧だが気に入った曲だけを録音していたのかは微妙だが、兎にも角にも放送最後の曲だった。ライブ放送なので時間通りに終わらなければ曲(も番組放送も)は尻切れになるのだ。それまでも尻切れになる会もあったと記憶しているが定かでは無い<爆。
残りテープの量を計算していたので、まもなくテープが終わる、だが演奏が続く。。。?
そしてなんと!曲が放送時間ギリ(番組締めの挨拶もギリギリだった)で終わると同時にテープが終わった!
何というタイミング、何と言う事だ。しかもテープが終わって尻切れになっても印象強かったこの曲の題名も不確かなままだった。クラッシックの小品を聴くチャンスが少なかったとは言え、何度も再生してその時の感銘を新たにしていた(*^^)v。
そして月日が流れ、ある時某CDでその曲に再び出会い、それがクライスラーの作品と知る。更にヨセフ・スークの曲がiTunesで買えた事に驚喜する(*^_^*)。
更にクライスラーで連想。アメリカの自動車会社。
個人的に印象深いクルマがこの二代目ボイジャーだ。ハワイであるホテルと隣接するゴルフ場間の送迎に使われていて、アメ車のイメージとは異なる質感・デザインの秀逸そして乗り心地に驚いた。残念なら右ハンドル化される事が無く、自分で買う事にはならなかった。