聞き比べ2

 クラシック音楽で、さすがの初心者に過ぎない私でもカラヤンと言う名前は知っております(^^ゞ。
 最近のオーケストラの指揮者で言えば、メータ、アバド、ムーティ、ショルティ、故人ならベーム、バーンスタイン、フルトヴェングラーなど。で、最近の一番のお気に入りはヤンソンス(*^^)v。

 先日NHK BSで再放送されて食い入るように見たマリス・ヤンソンスの2013年オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ガラ・コンサート。なかでも序奏とロンド・カプリチオーソは素晴らしかった。クールなヤンソンスの指揮に対して真っ赤なドレスの長身で妖艶なオランダ人ジャニーヌ・ヤンセンのバイオリン。
 
 

 
 
 
 画像があると臨場感もそして知らない曲に対する敷居の高さが和らぐのも面白い。
 
 さて前出サン・サーンスの曲だが、某アニメで主人公とヒロインがコンサートで披露する曲なのだが、少しだけ調べるにしてもいろいろ興味深い事が判る。
 例えば、サン・サーンスはフランス人で幼いことから才能を発揮した神童だったそうだ。名前はカミーユで、オルガン弾きで詩人。死んだ時はフランスの国葬。彼の作曲は動物の謝肉祭位しか知らないが、実はかなりの作曲数をもつ。
 この曲は、チゴイネルワイゼンが有名なスペイン人サラサーテに書いた曲だが、二人は演奏旅行を供にする仲だった。当然初演はサラサーテのバイオリンにサン・サーンスの指揮と、是非聴いてみたい豪華なオリジナルメンバー。
 アニメで披露されるピアノ伴奏版はカルメンやアルルの女で有名なビゼーの編曲。更にピアノ2台の編曲はドビュッシー!と更にわくわく感満載。
 
 さてアニメでは演奏を途中で中断してしまったため、完全版はサントラで聴くことになるが、何人かの曲を聞き比べするのだが、ちょっと面白いことになった。
 最も気に入ったのは録音の良いパールマンでも無く、1955年録音のオイストラフなのだ。
  
 

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