貧乏人の戯言
今日は「地上デジタル放送」についての「ぼやき」、いや「ぼ・やっき?」である。
すでにご存じのことでしょうが、現在放送されている「地上アナログテレビジョン放送」は2011年7月24日で終了し、それ以降は全面的に「地上デジタルテレビジョン放送」へ移行する。つまり2011年7月24日をもって、現在普通に使われているテレビがそのままでは映らなくなる。ただし、UHFアンテナと専用チューナーを介しさえすれば、現在のテレビでも放送を視ることが出来る。
すでに多くの地域で地上デジタル放送は開始されており(2006年12月までには全ての地域で放送が開始される)、先取りして地上デジタル放送対応のテレビや専用チューナーを導入し放送をご覧になっている方もいらっしゃるだろう。
実は当家のテレビは、長野オリンピックの時に買ったブラウン管の旧タイプで、ハイビジョン対応ながらデジタルハイビジョンチューナーがまだ無かった時代の骨董品である。個人的には、なんとレセコン用のDELL製モニターにPSXを接続して、もっぱらケーブルテレビを楽しんでいる。
我が家のある千葉市は、電波を発射している東京タワーとの間を東京湾という障害物のないロケーションながら、距離的に船橋市は当然ながら市原市にも直線距離で劣っており、東京タワーの指向性が三玉方向であるということ、さらに反対側の池袋の高層ビルからの反射波でゴーストが出ることにより、電波状況は悪い上に住居周辺のビル・丘の影響で満足に電波を受けることが出来ない。従って共聴アンテナか、ケーブルテレビに頼らざるを得ないのだ。
さて、私の実家では当家の骨董ブラウン管より旧いリアプロがとうとう限界に来て、やむなく新しいテレビを探し始めたが、我が家はまだまだ「待ち」である。理由はいろいろあるが、差し当たって困っていないこと、この先6年の間に登場するであろう新製品や新技術、そしてコストダウンは想像も付かないであろうからだ。
ようやくデジタルチューナーを複数内蔵し始めた機種が登場してきたが、中止するアナログチューナーまで内蔵っていうもの何やら気にくわない。やはり設置体積的に「薄型」を選ぶつもりだが、フルスペックハイビジョン対応機種が少なく高価なのも「待ち」の理由なのだ<撃沈。