カロッツェリア1

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スーパーカー。
決してゲイリー・アンダーソンのスーパーマリオネットSFTV作品でも(古すぎ)、先日解散したポップグループでもない。「サーキットの狼」でブレイクした、イタリアン・エキゾティックを筆頭とする高価なスポーツカーのことだ。だが、私のとってのスーパーカーはF40でもなければ、カウンタック(クーンタッシュ)でもない。だが、当たらずとも、遠からずで・・・ 
ピニンファリーナにベルトーネ。
 1970年代に私が知ったcarrozzeriaだ。「カロッツェリア」と言っても、Pionnerのカーナビのことではない(欲しいぞ)。プロトタイプの自動車を作り上げるイタリアのデザイン工房のことだ。未来を予感させるその夢あふれるデザインは、少年だった私を夢中にさせるにはそれだけで十分だった。そして・・・
 
 物心ついて最初に私が文字通り心奪われたクルマは、Chevrolet Corvette Stingrayなのだが、またその話は別の機会に(またかよ>苦笑)。
 話がそれてしまったが、私が最初に知ったのはBERTONEの方。Lamborghini・Malzal・・・実車は見たことがない、見たのはプラモデル<汗。だが、それまでに見て心奪われた数少ないクルマの中でもピカ一だった。
 ガルウィングをもつフル4座のスポーツカー。しかもそのガルウィングは、今日の衝突安全性など全く考慮していないほどプライバシーなどそっちのけの開放的だ。低く長く延びたフロントには、3連の角形ヘッドライト(恐らくその1対はフォグかもしれない)。どれも今までの日本車のイメージをはるかに飛び越えた、マンガやイラストでしか見たことのない造形だった。しかも、「ランボルギーニ」!に、「マルッツアル」?一度では憶えられそうもないその名前も印象的だった。
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