APS-C


 震災の影響で相当新製品の開発・生産が遅れているのは事実だろう。特にNikonにおいては、タイの洪水が更に追い打ちを掛けた形だ。

 価格.comで主要APS-Cカメラ(ボディ)の発売時期を調べてみると、
Canon
   EOS KissX50   2011/3/29
   EOS KissX5    2011/3/3
   EOS 60D      2010/9/18
   EOS KissX4    2010/2/26
   EOS 7D      2009/10/2
   EOS KissX3    2009/4/24

 Canonの入門機のKissは毎年春順調に発表されてきており、予定通りであれば(苦笑)今月末、遅くとも4月中?には新型機が出るかもしれない?。2010年まで秋に発表されていた中級機は60D以降発表されておらず、7Dに至っては2年半も放置状態(デジタルの世界ではアリエナイ)。

Nikon
   D5100     2011/4/21
   D7000     2010/10/29
   D3100     2010/9/16
   D3000     2009/8/28
   D300S     2009/7/30
   D5000     2009/5/1
 タイの工場が洪水で相当ダメージだったNikonは、ようやくこの4月に(中級?)入門機が発表されただけ。しかも三桁数字の中級機D300Sの後継は失われたまま。イメージが着きにくい4桁の量産中。

 

   デジカメwatchより

 これを発表があたらしいものから並び替えると、
D5100     2011/4/21
EOS KissX50  2011/3/29
     <震災>
EOS KissX5   2011/3/3

D7000     2010/10/29
EOS 60D    2010/9/18
D3100     2010/9/16
EOS KissX4   2010/2/26

EOS 7D     2009/10/2
D3000     2009/8/28
D300S     2009/7/30
D5000     2009/5/1

 と、2009年はNikonが大攻勢、2010年は拮抗、2011年震災後はどちらも低迷、というところ。今年に入り、相次いでフラグシップのフルサイズがそれぞれ2機種づつ発表され、今後はAPS-C機の登場を待つばかりだ。


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