混迷?それとも・・・


 今考えると昔からNikonって、カメラの操作自体は相当コンサバで好ましいのですが、そのくせ意外と勇み足な処多い。例えばストロボのコネクターなど昔から奇妙に特殊なものだったのです。


 1999年当時、登場したばかりのD1は革新的でしたが、そのユーザーだった私が今一番禍根を残したと思うのはJpegオンリーで撮影していたことです。
 理由を振り返ると現像ソフトが(買いましたよ!)今も有料で、しかも内容は稚拙でかつ当時のパソコンの処理能力を考慮していなかったことなどで、結局実用的でないRaw画像の選択しなかったのです。


 しかもその後NikonはD100・D70の色処理問題や、近接用ストロボの開発においても混迷を続けたまま、現在に至ります。


 先日発表されたフラッグシップD4では「XQDメモリーカード」という、これまたこの手の常連戦犯のSONYが音頭取りした新規格ですから眩暈に加え頭痛がひどくなると言うものです。


 いろいろ考えて出した結論なのでしょうが、私にはもはや結果は見えているとしか言えません。一体何だって、こうも先が読めないというか空気読めないメーカーなんだろう・・・。



(追記)YOMIURI ONLINEによれば、SONYは家庭用の有機ELテレビからも撤退するそうです。

Comments are closed.