見かけによらず
クルマの話。
自分の乗っている車について、使用実感とカタログデータから。
駐車場で、「取り回し」が容易なクルマとそうでないクルマがある。
例えばAUDI Q5。今まで所有した車の中で最も幅広(車重も)。ところが、4WDにも関わらずUターンはかなり得意。逆により小さいボディながら、駐車場で何度も切り返しを求められ冷や汗をかくのは、ランサー<苦笑。4WDだからと思っていたのだけれど、必ずしもそうとも限らない(タイヤの太さなども関与するらしい)。
クルマの扱いやすさを示す指標の一つが「最小回転半径」で、ハンドルを目一杯切って前輪タイヤが接地している部分での最小回転半径を示す。一方「実用最低回転半径(車体最小回転半径)」と呼ばれる数値もあり、車体の前隅角部分での数値になり、より現実的。
また、実際にクルマの位置を把握しやすいかどうかも重要だ。例えば、直感的に一発で真ん中に真っ直ぐ駐められるかどうか。これに関してはQ5は相当今イチで、ボディが曲線なうえ見切りも悪い。それを防止するためか、サイドミラーは相当大型かつ広角で各種モニターも装備されているが、作動も不安定な上前時代的。その点ボディが角張っているランサーは、曲がりにくくサイドミラーはかかなり小さいけれど、その代わりボディの見切りは比較的良い方だ。ただし幅広タイヤのせいで、路面が悪いとチョロチョロするけど<涙。
AUDI Q5 全長4,635mm、全幅1,900mm、ホイールベース2,810mm、最小回転半径5.4m
VOLVO XC60 T6 4,625mm、1,890mm、2,775mm、5.8m
BMW X3 xDive35i 4,650mm、1,880mm、2,810mm、5.7m
MB GLK3000 4,530mm、1,840mm、2,775mm、5.4m 左ハンドルのみ
TOYOTA Harrer Hybrid 4,755mm、1.845mm、2,715mm、5.7m
NISSAN MURANO 350XV 4,845mm、1,885mm、2,825mm、5.9m
NISSAN SkylineCrossover 370 GT 4,635mm、1,800mm、2,800mm、5.5m
LEXUS RX450h 4,770mm、1,885mm、2,740mm、5.7m
LancerEvo IX 全長4,490mm、全幅1,770mm、ホイールベース2,625mm、最小回転半径5.9m