bye bye Vitz(最終回)



当家のVitz 1.3I’LLは、1300ccエンジンの中では最も高いグレードでなんとスポーツ仕様のRSより高価でした。しかしその結果快適装備は、より上級のPriusよりも豊富です♪。


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特に運転する家族に好評だったのは、「温熱シート」とよばれるシートヒーターです。私的には、様々な部位に装備されるカップホルダーと助手席の「買い物アシストシート」です。こういう装備は本当に良く考えられていて、「タウンカー」とはどうあるべきかを確実に構築してあるように思えます。しかしその一方で、未消化な部分も見受けられ、その一つがセンターメーターであり、その一つがCVTであるといえます。

安価な量産車ですから、「安っぽく」「うるさい」のは仕方ない、と言うかそれを承知で選びました。3年前、ある経緯からそでまで個人的に乗り継いでいたクルマを手放し(涙)、家族と兼用できるクルマを増やす状況になり、選択した結果がこれでした。一度に2台もクルマを購入したことは、今まで経験しなかったことですし、当然資金も限度があります。一台なら、ちょっとぐらい贅沢も出来ましょうし、またこだわりもつけましょうけど。


多少後悔も無いわけではありませんが、それなりにおもしろく貴重な経験をしました。そうしている間にPriusは新型になり、間もなくVitzも新型に移行します。もっとベーシックな軽自動車や1リッターカーがあるのも知ってますが、いわゆる「タウンカー」の現代における一端を知ることが出来たのは良かったと思います。
もう既に私の手元からVitzはバイバイしてしまった訳で、家族もちょっと名残惜しく感じるほどちょっと良いクルマだったようです。詳しくデータを取っていませんが、燃費はレギュラーガソリンで15+km/l程度、場合によってはPriusより良い場合もありそうですし、何よりも車体の軽さと、シートポジションがきっちり背筋を伸ばす感じなのが好ましい所です。


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