Vitz(その2)

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Vitz

このクルマが登場してからだと思いますが、今までステアリングの正面にあったメーターがセンターに移り、少し「流行り」かけたことがあります。ほぼ同時に購入した二代目のNHW20型Priusも同じようなセンターメーターです。当時のTOYOTAのトレンドでもあったのかも知れません。



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NHW20型Prius

古くはMiniなどのイギリス車がこの配置を採っていたこと(Miniは今でも!)も知ってます。恐らくは左右のハンドルの位置が変わっても多くの部品を共用する目的もあったのでしょう。ところが、TOYOTA車の中では下から二番目のVitzと、エコカーのPriusとではコスト的にもこのセンターメーターの「出来」が違うのです。

Vitzのメーターはセンターパネルの中央で、真後ろに向いています。それに対して、二代目Priusのそれはハンドルとは離れてフロントグラスに近い位置にあり、蛍光管のデジタルメーターで見やすくさらにドライバーへ向かう配慮がされてます。


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Vitz

残念ながら現行Priusのメーターは小ぶりになって見づらくなってしまい、間もなく登場するであろう新型Vitzはセンターメーターを採用しないようです。現代の「脚」と言うべきシティカーには、斬新なデザインは向かなかったと言えます。

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