CanonかNikonか
先日の救歯塾で発表した一部を改変してご紹介します。
現在の救歯会の多数の考え方とご理解していただけると幸いです。
なお最初にお断りしておきますが、製品画像のほとんどをwebから勝手に借用しております。正確には著作権の問題があると思います。ただし個人的な意見として、他社の製品を単純に商品紹介あるいはテストと称して画像を公開している物の中で、テスト結果など独自のデータではなく単純に製品の画像に対して著作権を主張するのは本末転倒と考え、個人的な使用は当然と考えております。なぜならばその製品の画像自体は、その製造者に権利があるはずですから。
例:カメラ本体の画像など(基本的にCanon社、Nikon社のものであるはず)
なお内容に関する参考文献は、金子一芳先生の著作およびサイトです。
【 CanonかNikonか 】
カメラを選ぶ(薦める)ときに最初に迷うのは、キヤノンかニコンかと言うことです。英語表示でNikonかCanonか、先にどちらを言うかなど不毛な争い(苦笑)は別として、アルファベット順、五十音順で表記しているだけで、特別な意図はありません。
低価格の製品を見ることによって、それぞれの会社が持つユーザーに対する考え方・思想がかいま見ることが出来ます。
まず、こちらはCanon EOS KissX4。
現在のCanon一眼レフは下克上真っ盛りで、最新のこのX4は、上級機の50Dを遙かに凌駕する最新のセンサーが装備されました。登場直後は、供給不足や高性能すぎるセンサー性能が危惧されましたが、現在ではほぼ安心できる状態のようです。
併売されているX3もほとんど同じ操作環境です。
ここで注目していただきたい点は、電源SWの位置と、ダイヤルの位置です。ここで話題にしたいダイヤルは、モードダイヤル(露出選択など)のことではなく(Canonの呼び方では)「電子ダイヤル」の方です。
CanonもNikonも、最廉価機にはこの電子ダイヤルは1個しか装備されず、これがメーカーのフィロソフィーを示しています。
ご覧のようにX4では、電子ダイヤルはシャッターボタンのすぐ後方に、電源SWはその後ろのモードダイアルの脇に装備されています。少々脱線しますが、Canonデジタル一眼レフカメラの最も悪い点は、カメラのグレードで電源SWの位置が全く異なるという点です。多少レンズなどが融通できても、プロ用やセミプロ用と、初心者用は断固たる区別をしているのがCanonと言えます。
人差し指でほとんどの動作をさせようとしているのがCanonの廉価機に対する考え方で、非常に判りやすいとも言えます。
一方Nikon D3000では、唯一装備される(Nikonの呼び方では)「コマンドダイヤル」は、カメラ背面右上部に配置されます。電源SWは、多くのNikonデジタル一眼レフカメラと共通で、シャッターボタンの前に装備されます。従ってカメラを上位機種に買い替えても、すぐに困ることは全くありません。これは昔のメルセデスなどの基本的な考え方と似ています。どのグレードにいきなり乗っても、基本的に困ることはない、と。
では、ここから読み取れることは、…
電子ダイヤルがシャッターボタンに近いCanonは、どちらも人差し指で操作することを前提としています。つまりCanonは設定を一度しっかり行い、誰でも判る(コンパクトデジタルカメラのほとんどがここに位置する)位置にある電源SWを入れて、人差し指で多少の調整をした後シャッターを切る。結論として、多くの操作をAUTOで、と考えているようです。つまり、ほとんどAUTOで撮影するコンパクトデジタルカメラの延長線上にX4が位置づけられています。
他方、コマンドダイヤルが親指側のNikonは、人差し指は電源とシャッターに専任させ、シャッターチャンスまでの時間にある程度の調整を許すの方向です。そう言う点では、Nikonはある程度の手動操作を許容し、プロ用の上位機種とあまり変わらない操作系を維持していて、『一眼レフ!』という孤高のエリアを死守?している様に見えます。上位機種を持っていても、操作にまごつかない。
当然上位機種になれば、それぞれサブダイヤルが前後(苦笑)に装備され、操作に差が全く無くなります。
本当にくだらないんです、この2社は昔から操作系を絶対一緒にしない…。ズームの方向も真逆ですしね。
【 結論 】
6月 6th, 2013 at 4:18 PM
そして1908年にはモンブラン社の前身となる、シンプロ・フィラー・ペン社を設立します。キャップヘッドや天冠の六角形のマークはロゴマークで、ホワイト・スターと呼ばれ、ヨーロッパ最高峰の山、モンブランの山頂を覆う万年雪をイメージして付けられたといいます。
6月 6th, 2013 at 4:20 PM
フランスとイタリアの国境に位置します。西ヨーロッパでは最も高い山なんだそうです。
6月 10th, 2013 at 2:31 AM
そして、万全のアフターサービス、も魅力のひとつです。