小さな家
まず、自分の子どもの頃の話。
個人的にディズニーへの思い入れは、そう強い方ではないと思います。むしろテレビ番組のディズニーランドに対する失望の方が相当大きかった。「未来の国」、「おとぎの国」、「冒険の国」、「開拓の国」の四つのカテゴリーからテーマを絞った番組が提供されるのだが、私の一番期待した「未来の国」の番組が全くなかったから。まあ考えれば当然で、私の期待に応えられるだけの資質や想像は、当時のディズニーにはほとんど無かった。唯一の例外は、名作「海底二万哩」。
さて、こういう私でも子どもの頃のディズニー絵本の「刷り込み」はある。かなりマイナーな作品らしいが「小さな家」という。何故母がこの本を買ったのかは不明だ。興味のある方は検索していただくとして、原作の「ちいさいおうち」から目一杯ディズニー風にアレンジされたストーリーに改変されている(アニメだったらしい!)が、それはそれでいかにも当時のアメリカの雰囲気を良く表現していると思う。
画像を改めて見直し、何故この家が気になったのかが判ったような気がする。
雰囲気のある木造家屋だが、銀座のはずれとは言え一等地だ。こういう風情がいつまでも残ると良いなぁ。例えれば、出来の良いアマルガム充填(ちょっと違う?)、ってな感じかな?…さしずめあの方なら、「それを言うなら『デービス・クラウン』だろ!」、って?