Type-Cの憂鬱
Posted 1月 10th, 2016 by kimura
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新年が開けてCES2016が開催された。リポートによれば期待していた?以上にUSB Type-Cの採用があり、その代わりにThunderVoltが搭載されている場合も見られ、予想以上の変化が見られた<苦笑。
ラップトップにおいては、Type-Cは軽量モバイルノートに搭載される傾向にあり、それに合わせるようにモニターにも搭載されつつあるようだ。モバイルパソコン用にType-C、それ以外の接続はHDMIが映像接続の標準となる。
従来のVGAは現在既に多くのプロジェクターがHDMIに対応しているため、もはやレガシーとなってしまった。ようやくPC出力がXGA1,024×768のくびきを離れつつある。プレゼン用の古いプロジェクターの入力が現時点での抵抗勢力なのだ。ただしHDMIは相性があるらしく、バージョンを合わせて確認しておかないと現場で大変なことになると聞く。そう言う点では最新のデジタルは融通が悪いorz。
(追記)
1/18現在でNECや富士通の春モデルが発表されたが、ラップトップは全てUSM3.0止まり、一方映像出力は殆ど全てHDMIと足並みが揃っている。レノボは歴史的にレガシーI/Oを最後まで搭載してきたが、今回もHDMIでは無くDisplayPortを搭載すThinkpadを存続させるなど、頑固一徹を引き継いでいるのも好ましい。しかしその一方で国内メーカーが避けたType-Cモデルidepadを登場させるなど、次の一手も忘れていないのは中国人らしい。