SIMフリー 、キター?
Apple StoreでなんとSIMフリーiPhoneが発売!
先日yomiuri onlineによれば、様々な通信会社による格安サービスを報じていた。
思い返せば私のiPhone4Sは香港で売られたSIMフリーで、それをdocomo回線を使うb-mobileのSIMで使用していた。前述の様々な通信会社で著名なイーモバイルではなく「ビー」モバイルだ<苦笑。ただ、docomo回線なのにdocomo(ガラケー)よりもSoftBank(iPhone)よりも繋がりにくくて困った。
正式に国内で発売されるSIMフリーiPhone用のmicro SIMは、3つの主力通信会社(SIMフリー用にも提供されるそうだ)以外からはまだ登場していない。
これは私がSIMフリーiPhone4で使っていたそのSIMだ。
(追加)
結局このSIMフリー販売の意味は、より高い支払いを他国で売られたiPhoneにさせるより自ら少し安価に日本国内で正規に提供しようという意味らしい。様々なキャリアーを試したいマニアか、海外渡航が多い人向けだそうだ。
白い巨塔
先日のBlogで渡辺岳夫さんのことを取り上げた。
様々な名曲を生み出した方だが、サントラさえ出なかった最大の名曲は田宮二郎版の「白い巨塔」のテーマ・オープニングだと思う(ハイジもガンダムも良いけど)。
これ以前にも、更にこれ以降今までにも、様々な俳優が財前五郎を演じているが、田宮二郎ほど適任だった人は居ない。
この原作である長編小説「白い巨塔」の作者山崎豊子さんが亡くなった。合掌
「白い巨塔」は正編と、読者からの反響によりその後を描いた続編による。それぞれ当時の社会背景を色濃く反映しているが、それを考慮しても続編は全くの駄作である。
正編の凄いところは、個人の安っぽい正義感や甘い正論など白い巨塔の前では無力なのを冷酷かつ圧倒的に描き出しているのに対し、続編ではやたらに怪しげであからさまに科学的・医学的でない布石ばかりを都合良く持ち出し、挙げ句の果て逆転の結末に導こうと無理矢理「読者に媚びて作っている」ことで、嫌悪さえ感じる。最近の解説では、きれい事だけで積極的に何も出来ない里見を、研究者としてしか評価されない政治力のない大学人で結局報復人事に対して意固地に正論を吐きまくった悪い意味で朴念仁と見なされていることに、時代を感じる。