デジパンの実体(1)

Posted 5月 15th, 2006 by kimura No Comments

 今更ながら「なぜ?」って思うのですが、いろいろな不都合やまだ解決しなくてはならない問題をさしおいても、常に手の掛かる薬液とローラーの管理、それに大量に産出される廃液から悩まされることが無くなったことが嬉しい。そんな(些細な)ことも!なんてお叱りが聞こえて来るが(苦笑)、除去したアマルガムの行方やコンポジットレジンのボンディング材における環境ホルモンなど、まだまだ対策が遅れている(と言うか、無頓着な)歯科において、少しでもなにかしら配慮をすることが出来れば、なんて変な自己満足に陥っている。
思う存分笑ってやってちょーだい、って!<投げやり。
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 さて、肝心の画像自体だがここでご披露したい。・・・どんなにひどいか<自爆。
 上の2枚組の画像は画面をキャプチャーしたもので、上の方が1/2倍、下が等倍の表示である。5/13の画像でお判りになるように、モニタはDELLの旧型20インチワイドを使用している。使用している環境では、等倍になると全体は表示できない。しかも任意倍率でのズーム機能が出来ないのも、使い勝手が悪く感じる要因の一つだ。余白が気持ち悪いと言うか、もったいない!そもそも15インチとか17インチサイズのモニタを想定したと推測される。となると、かなり小さい画面になり、パノラマフィルムを見慣れた立場からすると、かなり不満である。想定外の20インチワイドの当院では(笑)、残念ながら通常1/2倍の表示で見ている。
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 こちらの3枚組はその拡大表示で、うえから2倍、3倍、4倍である。印刷したりやや縮小気味に表示するとあまり気にならないかも知れないが、比較的モニタ近くから見るとかなり解像度が悪いのに気が付く。

流行だけど

Posted 5月 13th, 2006 by kimura No Comments

 ようやく機材が一通り揃い、当院も「流行」に乗って徐々に運営を進めている段階ですが、まだまだ多くの問題があり、それをどの程度改善できるか、極めて不安な状態です<泣。もうこうなったら他力本願で、K先生の天才的な使いこなしに期待するっきゃありませんって<投げやり。サーバーとモニタの置き場所は、4/13のBlogの画像と比較して下さい。
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 IPとCCDの両方を経験して言えることは、流行のアイテムですが、残念ながら現時点?では「まだまだ」だと言うことです。「そんなこととっくに判っている」事なのですが、やはり怖いモノ見たさで・・・<撃沈。救歯会では、既に何人かデジタルに移行した先生がいらっしゃって、感想を訊くと「見られるよ」って・・・!今回、その意味がはっきり、てかようやく判ったのでした(お、遅いっ!)。
 特に一番がっかりしたことは、これはいわゆるデジタルの弊害なのですが、生成された画像をおもむろにすぐ拡大しようとします。しかも当院の場合、20インチワイド画面で<苦笑。そうすると等倍までは良いのですが、それを越えると画像は途端に破綻を来します。つまりジャギーが目立ち、まるでモザイク画像になってしまう・・・。確かにフィルムでは、ルーペを使ったとしても、デジタルではもうあり得ない拡大をするのですから、最初から無理な相談なのでしょうが、やはりがっかりする点です<殴+蹴。
ところが標準型のIPを導入したN先生によると、拡大に関してはCCDのパノラマよりまだましだとのことです。残念ながら私にはこの件に関してコメントできませんし、機種が違うので厳密な比較にはならないでしょうが、IPのパノラマ画像はCCDに比べると、やや甘いと言うかぼけた感じ(解像感が悪い)に見えます。

後からは

Posted 5月 2nd, 2006 by kimura No Comments

 私が開業した20数年前というのは、(今は無き)高周波鋳造機と空調が唯一の例外でほとんど全ての機器が100Vだった。だが、最近というかこの10年200V電源を要する機器が意外に多くなってきたのも、時代の流れなのかもしれない。
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 レントゲン室に二つあるコンセントの一つであるこのコンセントも、100Vだった。だが、今回導入する機器は200V。以前改装を依頼し電気工事も行った設計事務所に、電源の確保を依頼した。
 結果的に無事工事を完了したわけだが、簡単にとはいかなかった。なにしろ、この建物の設計された当時には、トイレの電源回路さえ独立していなかったのだから。現在なら暖房便座やら様々な機器が必要になるので、それ相当の容量を予め確保するのが常識となっているそうだ。今回の話に戻すと、現場を混乱させたもう一つの事実は、なんとレントゲン室には照明を別として2回路のコンセント電源が来ていたのだ。おかげで混乱はしたが、幸いにも容易に200V化することが出来たし、100Vの電源もそのまま確保できたのだ。つまり良い方に解釈すれば、当時レントゲン機器に対し独立した電源を与えてくれていた、と言うことなのだろう。おかげで、どこか他で共有していなければ(もしそうであれば100Vの機器はすぐさまお釈迦になるが<汗)、最低限の常識を守った設計に感謝せねばなるまい・・・。
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 どーでも良いことだが、一応資料だけ入手していた某メーカーのオートクレーブは、消毒コーナーへの電源確保が困難なためと、国産の真空ポンプ内蔵タイプのものが遙かに安いのが判明したので、あっさりと諦めた<笑。更にもう一つ、もう修理依頼も出来ない旧型のケミクレーブの入れ替えは(宇都宮は入れ替えだそうだ)、まだご健在である故、先延ばしとした。

ドナドナ、ドーナ

Posted 5月 1st, 2006 by kimura No Comments

 幸いに工事は1日で完了した。本当は半日程度の予定だったそうなのだが、配管や配線スペースの確保で時間が掛かってしまったようだ。特に配管用の穴は6年前の改装の時に、今日のこの時用に開けたものだが、なんと貫通していないと言うか、貫通を確認していないままだった。更に、家具の配慮も無かったようで無惨な穴が開いてしまった。この件は別に報告しましょう。
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 さて、苦楽を共にした、って大げさだが、20数年当院の画像診断の片翼を担ってきた機器が去っていった。誰か貰ってくれる人がいれば良いのに・・・とか思ったりしたのだが、PL法の事もあり、当然処分だ。
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 多分親友Kの所も、ほぼ同じ頃に処分されたのだろう。彼のも当院のこの機械と全く同じものだから。前回は私のを参考に導入したわけだが、今回は彼の入れ替えに私が乗じたという次第である。
 改めて空っぽになった部屋を見渡すと、撮影の時以外滅多?に使わないのと、数回の改装の際にも取り残された部屋の一つなので、20数年前の有様を思い出す。機械が新しくなったので、そのうちクロスの張り替えをしてあげないと・・・。

準備は・・・

Posted 4月 28th, 2006 by kimura No Comments

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 システムの再構築というのは、意外と難しい。6年前のシステムと、これから導入しようとするシステムとは、必ずしも容易に置き換えられるものとは限らないからだ。
 しばらく留守にしてしまったこのBlogだが、間もなく始まるパノラマの入れ替えの話題で当分お送りできよう。

「保険」の話

Posted 3月 16th, 2006 by kimura No Comments

 ここだけの話というか、ちょっとだけ聞いた話。
 さっき(今夜)、介護保険の審査会の前に、整形外科医の副部会長さんたちが話していたのを傍受した様子では、今回の改訂に整形外科領域ではかなり危機感を抱いていて、困惑と怒りが渦巻いています。あ?、歯科だけじゃないのね・・・なんて思ったりもしたのですが、しかしですよ、歯科の改訂は全く論外ですよ。私、以前より親しい友人には主張しまくっているのですが、セメント充填・銀合金・レジン床以外の保存・補綴を保険からはずして技術料を確保し、材料に関しては差額で貰うべきと。なんでも保険で出来るなんて、財源が縮小されているのに無理な戯言なんですよ・・・

見積書の信ぴょう性・・・かな?

Posted 2月 24th, 2006 by kimura No Comments

 先日コンプレッサー様がお亡くなりになったことをご報告しましたが、まだ貸出機を使ってます(いきなり自爆)。理由は、何とも不透明な機種選択状況にあるのです。
 私の仕事は医療ですから、当然様々な点において細心の注意が払われていなければなりません。ところが実際はいろいろな点で「え”?」てなことあります。今回の事もそうで、「オススメ」として選ばれた「○科用」と言う機種の何がそうなのかが一番知りたい所でした。振動が、作動音が、・・・って別に前の機種だって小さかったわけでもないし、ビル開業でも密集した住宅地でも無いから、夜中に動かさない限り苦情もない。かえって夜中に隣のDenny’sの駐車場でアホなヤツらが出すクルマのアイドリング音やバカ騒ぎ声の方がうるさいし、それを威嚇するのにも好都合なのですよ。でもね、最も気になるのは、製造元のHPで分別されているオイル式かオイルレスか、と言う点。
 医療という現場に於いては混入物は好ましからざるものですが、一方機械にとってはオイルミストはある意味必要なものなのかもしれません。特にハンドピースは最初からオイルまみれなんだから。だが接着や外科処置という点においては、可能な限り(てか、絶対)避けなくてはならない事であることも事実だ。良さそうに見えるオイルレスは、高価で定期的なオーバーホールを必要とするようで、どうも「金食い虫」らしいが・・・。
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 「オススメ」機種と、一般用(工業用と称されている)の価格差はなぜか¥10万! この半分くらいだったなら 、仕方ないかな?とも思ったのだが、これは重大。D70(s)ボディが買えちゃうんだから(?って、ち、違う・・・)。更に今朝判ったことなのだが、どちらもオイル式であることに変わりがないことに衝撃を受けた。確かに、スクロール式とか静音パッケージタイプとかはあるけど、またもや「○科用」と言う名のあざとい商法が明らかになったという事。貧乏な私は当然安い方を選び(と言うか先代と同等のものだ)、後ほどオイルフィルタをつける予定である。

第12回千葉県歯科医学大会

Posted 2月 19th, 2006 by kimura No Comments

 第12回千葉県歯科医学大会が幕張で開催されました。前日のあいにくの天候で入場者の出足が若干危惧されたのですが、成功裏に無事運営されたことをご報告します。
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 睡眠時間2時間あまりなのは、某担当理事の「思いつき」の仕事のためで、疲労困憊で帰宅、爆睡モードなのです。
 また腰と、ついでに肩まで痛めたことは長谷川先生にはとても言えないな・・・