芸術にも触れて

Posted 7月 11th, 2012 by kimura Comments Off

 
 都内に出た「ついで」ってのがとっても貴重。都内と往復する機会はありますが、結果的に自宅と目的地の往復で終わり<涙。夏休みの混む前に巨神兵、も魅力的だったのですが(爆)、念願叶って想い人に逢ってきました。

 その後某オーディオライターのスタジオで、LPを聴いて。
 生演奏でやコンサートとは行きませんが、自分にとっては十分芸術的で良い一日でした♪。

巨星墜つ

Posted 10月 6th, 2011 by kimura Comments Off

死因不明とAi

Posted 2月 5th, 2011 by kimura Comments Off


 父が亡くなって、もうすぐ一ヶ月を迎えます。もしこのBlogをお読みの方が、私と同じような状況にならないように、あえて述べたい。

 さて、Aiと言う言葉をご存じだろうか。「チームバチスタの…」の著者海堂尊は、死因不明の解決策として、検死解剖の代わりにあるいはそれに先立ってAi(Autopsy imaging、死亡時画像病理診断)を提唱している。彼の言わんとしていることは、一般論として極めて合理的で推進すべき事業だ。

  しかしだ、Aiや検死解剖が全て死因を解決するわけではない。


 数年前、親友が不審な状態で変死体として発見された。事故または他殺の事件性があったため、千葉大で検死解剖されたが、結局彼が死に至った詳細は不明のままだった。彼の家族の悲しみ嘆きはいかばかりだったろうか。解剖されたからと言って、数時間前まで元気で飲み歩いていた彼が、変わり果てた姿になってしまった理由や過程は全く解明されて無いばかりか、単純な死亡状態しか説明できないのだった。


 父の場合は、救急車が到着した時点で自宅で心肺停止だったため、運び込まれた病院から警察に通報された。病院にいた私も義弟も取り調べられたが、自宅には更に多くの刑事が詰めかけ、当日関わった全ての人の取り調べと家捜しが行われたと聞く。父に至っては、Aiはおろか血液採取までされ、死因を究明された。

 警察に通報された最大の理由は、「今まで心臓疾患がなかったから」だと言う。つまり言外に、心疾患などの既往があれば死亡診断書を書けて事件にはしなかった、と言うことなんだろう。だが、今まで何度も脳梗塞を起こした既往があるのだから、どこの組織に梗塞が起きてももはや何ら不思議ではないと素人は思うのだが???


 はっきりした死因は判明しなかった。悲しい事ながら推測だった。それも私のような素人ができるような…。
 Aiだって、考えてみれば素人でも判る。画像で判るような器質的変化が起きていなければ、判らないのは自明の理だ。例えば梗塞なら、陳旧性の変化なら壊死部分が画像で判明できるが、新鮮な梗塞なら基本判らないだろう。もし正確に診断するのなら、時間をおいて変化を比較する必要があると思うのだ。

 一方で病院の放射線医・技師は、死体が診断装置に乗ることを拒絶することが多いのだそうだ。私にはその意味や考えが判らない。あなたが入院したとして、その時に泊まる部屋・ベッドは、以前そこに居た人が死んだりしていないのだろうか?


 もう一つ言うのなら、そのAiの画像から果たしてどんな精密な診断ができたのだろうか? 一般の患者においての防護など歯科医から見れば、医科領域ではほとんど考えられていないとしか考言わざるを得ない。胸部レントゲン撮影で、鉛エプロンを腰に巻いた経験は全くない。変だよね。だが、死体は別だろう。CTだろうかMRIだろうが、生体ではあり得ないほどの線量や時間をかけるのも可能なはずだろうに…。


 救急医療での努力は大いに認めるが、その診断においてはまだ経験や想像、感覚に頼っているのがまだまだ実情なんだと、実感した。
散々こき下ろしているが、現場の医師やスタッフの皆さんの努力・お気遣いには本当に頭が下がる。あらためて敬意を表し、御礼を申し上げたい。


 だが肉親を金のために容易に殺してしまうような今の社会、何でも疑って見る・見られるのも仕方ないのかも知れない。だがこんな世の中、刑事も医者も公務員もみんな、真実がまだ見ることのできない危うい現実に翻弄されているだけなのだろう。

実は死因不明社会からの離脱は、まだまだ遠い世界のことなのかも知れない。

節分…

Posted 2月 3rd, 2011 by kimura Comments Off

 

 個人的なことですが、多くの方々から暖かい言葉、お気遣いを頂き感謝しております。実はいろいろな事で、頑張ったつもりが全て裏目に出ていて、かなり滅入ってます。それとどんどん気持ちの整理が着かなくなって、まだまだ落ち着いてはいないのですが、そう言う時こそアグレッシブに行きましょう。失敗したら、ごめんなさい!ですっ


ピンク・パンサー(1)

Posted 12月 8th, 2010 by kimura Comments Off

 「ピンク・パンサー」をご存じでしょうか? もちろん、おちゃめな(はちゃめちゃとも言う)クルーゾ警部で映画で有名な、アニメのピンク色の虎のことですよね。でも、わたしにとってはアメリカの女子プロゴルファー、ポーラ・クリーマーですよ(恥)。彼女は、ピンク色が大のお気に入り。だから最終日のラウンドの時は、勝負服であるピンクのコスチューム、いやウエアを着ますし、様々なグッズは当然ピンク!で統一。

 実は我が家にも、持ち物をピンク色に揃えたがる変なやつが居るんです(笑)。

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 そいつは、せっかく買ってやったケータイを落としてぼろぼろにしてしまいました(左)。いや、ボディのボロボロ部分はずっと以前からだったようです。スライド式のケータイがスライドしなくなってしまっては仕方ありません。会社に相談して、ボディを有償交換したそうな(苦笑)。

日曜日のクルマ

Posted 2月 16th, 2010 by kimura No Comments

 
 さて、日曜日の話の続き。
 
千葉から柏へは国道16号線を使うのが一般的。首都圏環状線の一つですから、交通量は半端ではありませんが、この不況とガソリン高と休日の影響か、結構良い感じで流れてます。正直高速道路かと思うぐらい平均速度はかなり高めです(撃沈)。
 
 スポーツセンター付近の対向車線でBMW Z4のクーペとコンパーチブルのランデブーを見つけ気分は上々、天気も快晴ですが気温は6℃程度(ざむい)。
 
 
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白井付近で一瞬見つけたランチアHFインテグラーレ。格好良いクルマなのに、右車線をマイペースで走るなよ!<笑
 
 気分良く柏に着いて、昼食後の少しばかり散策。何気なく通り過ぎようとした、その時に見つけたクルマ。え??
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 ナンバーもなく雨ざらし、けど私には何故か衝撃が。なぜか、写真を撮りながらちょっと考えて、判ったのです。私が今も求めているクルマの根源が。が、が?ん!
 
 
 高度成長期に青春時代を送り、とりあえずスーパーカー世代(ハズカシ?)。だから70年?80年当時のクルマにも思い入れはありますよ。けど、今、日常の「脚」にする条件がどこから来ているのか、なんかうやむやだった。
 
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 セリカGT-FOUR。4気筒DOHCターボエンジン、フルタイム4WDでWRCで大活躍。
 
 これが私の潜在意識にあるもの(トラウマとも言う?)だったのかもしれません。
 
  
 

東京モーターショー(番外編)

Posted 11月 6th, 2009 by kimura No Comments

 
変速機のお勉強
 
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CVTのカットモデルから。CVTの心臓部である金属製のベルト。こんなヘビのウロコのような形をしているんだ
  
 
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こっちはトルクコンバーター
 
 
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LFAに搭載されたドライブシャフトの通るカーボンチューブ。潜望鏡の部品を作っている会社が作っているそうな。
 
 

東京モーターショー(4)

Posted 11月 4th, 2009 by kimura No Comments

 
 実はこれが最大のお目当てだった。歴代のCar Of The Year。
 
 グレードは違うが所有していたクルマ、友人が持っていたクルマ。購入検討していたクルマ。ついには乗ることがかなわなかったクルマ…。等々
 
 
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マツダ・ファミリア。第1回カー・オブ・ザ・イヤー受賞。バカ売れしたし、良いベーシックカーだった。個人的にも実家で所有していた初代ゴルフより魅力的だった。
K先生も新婚当初お持ちだった。
 
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これが目当てだったと白状してしまっても良い!初代ソアラ。私のはマイナーで追加された「初代」のLimitedだったが、マイナー後のものより、全てにおいてずっと洗練されていた(負け惜しみではなくwww)。ファミリアもそうだが、視認性の良い角張ったデザインと広いグラスエリアは現在のクルマの失った最大の欠点だと思う。
  
 
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初代セルシオ。エスティマやハリアーもそうだが、性能や機能向上はともかくも、初代の出来(様々な「造り」の点で)は本当に素晴らしい。実はこのボディカラーは発売当初人気がなかったものだ。デリバリーの人気色はグリーンで、なんとも冴えない色だった。偶然なのか私がこのボディーカラーを選択したときには、発注はほとんど無かったそうだが、その後ブレイクする色となる。
 
 
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妹が乗っていた(スーパーチャージャーだったが)初代MR-2。急激なオーバーステアを相当バッシングされたが、普通に乗っている限りは全く問題なかった。室内はiQより狭いだろう。本当に面白いクルマだったが、T-バールーフのボディ剛性の不足と変な排気音が欠点。
 
 
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ギャラン。親友K先生が買った初代VR-4。当初MTしかなかったため私はU12ブルーバードSSSを選んだが、暴力的なターボの加速は本当に羨ましかった。こういう加速は今ではランエボかインプSTIでしか得られないかもしれない。三菱はこのクルマでWRCに参戦していたことを考えると、その感覚はなるほど当たり前なのかもしれない。当時提携していたメルセデスの影響か、まるでドイツ車のようなデザイン(と操作感)も独特だった。K先生は後に追加されたATモデルに乗り換えた。
 
 蛇足だが私が選んだSSSはATTESAノンターボ。雑誌記事を参考にしたわけだが、これがまさに裏目に出た。納車後たった3分で後悔した。結局この悲運なクルマは、飲酒運転のクルマのために全損。その反動がR32スカイラインGTS-4やランサーVのターボエンジンへの反動(いまだに)となっている。
 
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なんとギャラン・エテルナはこのモデルEA/ECでも受賞。K先生は今でもこのVR-4をお気に入りで乗っている。だが、2.4リッターターボで性能が上がったものの、初代のインパクトは薄まったような感じだ。要するに洗練され過ぎたのかもしれない。
 
 
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ついに買うことの無かったBL/BP型レガシィ…。STI仕様が欲しかった…
 買うきっかけを失った最大の原因は、試乗したツインターボの不出来。二度も試乗したが、ツインターボが肝心な速度&回転域での加速しない(トルクの落ち込み)が全くGTらしくなかったためだ。だが改良を重ね、限定追加されたSTiバージョンは魅力的だったが、即完売でチャンスを失った。
 
 
 生意気なようだが、クルマを新しく買うということは「新たな感動」を買うものだと思う。だからいつまでもソアラ、セルシオ、MR-2、エスティマやランエボの印象が残っているんだと思う。