クルマ: 2010年2月アーカイブ

CR-Z

user-pic
0


 
 いよいよ発売、CR-Z。

 
DSC01267.jpg

 
 まだ医局員の頃、後輩がちゃかり買ったのが当時登場したばかりのCR-X。気前よく試乗させてもらったが、5MTで心地よい小さなボディに高性能FFらしいトルクステアが印象的だった。
 
 
DSC01268.jpg

 
 早速近くのディーラーの展示車をチェック。と言っても室内のは周りに人がいるので、画像のほとんどはナンバー付きのもう一台のもの。もう納車なのかしら??? 
 


 ハイブリッド分の費用の上昇は仕方ないにせよ、少量生産?の価格の割には、それなりに雰囲気を持っているようだ。当然オプションを盛りだくさんにすればさらに良くなるのだろうが、価格は見合わない状態になるのだろう。
 
  
DSC01265.jpg
 
 
 ボディの大きさは必要充分。来店者が、「ゴルフバッグは(そのまま)乗るの?」「4人乗れるの?」と、あり得ない質問。(←ば〜か!そんなのあり得ないだろっ !!)

  
 ただ、後方はインサイト、プリウス以上に見にくい。室内の質感は必要最低限だが、ちょっと安っぽいかな。
 
 
 
  
 


 水曜日は都内某所へ出張。
 
 
 とある駐車場で、気になっているのが「カー・シェアリング」。 
 
DSC01229.jpg
 
  
 要するに、レンタカーの短時間版。レンタカーは6時間以上(多分…)が基本だと思うのですが、20分程度とか1〜2時間以内とかにちょっと車を使いたい、と言う目的に良いと思います。

DSC01231.jpg

 当然コンパクトカーですが、場所によってはチンクチェントやプリウスなども借りられるようですし、多少割ですがガソリン代や保険料など諸々の雑費が不要なのも魅力でしょうか。
 
 ちょっち、使ってみたいかな??
 
 
 そういえばこれはマツダレンタカーの傘下ですが、ロードスターやRX8と言ったマニアックなクルマの日中割引も案内がありましたな。こっちも経験してみたいものです。なぜなら、この手のクルマを持っている友人がおりません故(汗)。
 
 
 

 
recall.jpg
 
 
 アメリカにおけるレクサスの事故や、今回の新型プリウス系のリコールに思う。
 
 
 数こそ少ないが、この数(10?)年乗ったクルマの中で、時々疑問を覚えることがある。会社や車種が異なれば細かい操作の違いもあるし、乗り味や印象が異なるのは当たり前。だが、どう考えても「おかしいだろう!」と思うことがある。

 例えば最新のトヨタ・レクサス車のエンジンスタートSWの位置。
 
 考えてみて欲しい、今までよほど「変わったクルマ」でない限り、エンジンキーはステアリングポストの右側に差し込むはずだ(左ハンドル車でも右よっ!!!)。ところが最近「格好つけ」のプッシュボタンにしたため、クルマが異なると途端にその位置をうろうろ探すことに。特にトヨタ・レクサスの兄弟車(メーカーではそう言っていないので違う、と言うのだろうが)SAIとHS250h、一番身近な例だと2代目と新型の3代目PRIUSの、左右に位置が異なるのは一体何故だろう?知らない人は乗せないぞ、と言わんばかりの傲慢さである。ちなみにSAIや2代目PURIUSはごく一般的な右、HS250hと新型PRIUSは少数派?の左だ。
 
sai11.jpg
SAIは右。まったく違和感がない
 
lexushs_401.jpg
Lexus HS250hは右。確かに誤操作しない位置だが、それにしても絶対変!だろ、って!!

いづれもCar watchより無断拝借(ホント、済みません!!)
 
 スタートSWと言えば最近乗っているAUDIにおいては、なんとギアレバーの反対側の左側にあって、しかもその前後に様々なSWを設定していると言う驚きの危険さだ。まあドイツ車の様々な変化球(苦笑)は、歯科用ユニットで充分懲りているから今更驚きはしないが、はっきり言って基本ユーザーに無理を強いるのが当然と思っているのがゲルマン思想の本性だからね。それとシフトレバー付近の中央にキーシリンダーがあるクルマは昔から何種類か、特殊だがありますので、まあ認めたくないけど仕方ないか…(苦笑)。

 (追記)試しにクルマを動かしている時にSWを押してみた。エンジンは(当然のように)止まった(笑)。
 
 
 今回のトヨタのリコールのニュースを見聞きするたびに思うのは、開発設計商品管理の連中らの、もっとも大切にしなくてはならない基本的感覚を蔑ろにして、奇妙なお仕着せの製品に仕上げた結果ではないか、と。
 
 最新のレクサスLSには試乗するチャンスというかそもそも興味がないのだが、一代前の最終型セルシオにおいては、明らかにメーカーの奇妙なお仕着せに驚愕する。まずアクセルが奇妙に重いのだ。そしてブレーキの初動が明らかに無い(遅い)のだ。さらに奇妙なのは、増し踏みしてやると「普通の」感覚通りに効く。良いも悪いも国産車と言えば、アクセルをちょいと踏めば猛然とダッシュし(短い距離と時間だが)、わずかにブレーキを踏めばフロントガラスに頭を打ち付けんばかりのカックンブレーキが特徴だった。今更その反動なのか?オーナーである母は、「前(一世代前)のクルマの方が良かった」と今でも不満だ。

 似たような感じは、30年前に乗った明らかに欠陥車の右ハンドルの初代ゴルフで、ベーパーロックしたような効きの悪いブレーキで辟易したし、アクセルペダルとブレーキペダルが「面」に位置していたため、誤急発進で事故を起こしそうになった。もはや、ペダルがそこにあれさえすれば、文句は言わせないぞ、と言わんばかりだった。
 
 ついでだが、最近のCVTにも違和感がありありだ。しかしそんなことはメディアはほとんど無視状態だ。何も言っていないし、何も感じていない。
 
  
 こういう話をすると、「味」や「主義」という意見が出てくる。別にそう言うものを排除する気持ちもないし、そう言うものが結構大切で実は私自身も好きなことなんだけど。しかし、それでも「ごく一般に出回る」クルマには少なくとも感覚の正規分布の中にあるべきだ。
 

 「そんなものだ」ではなく、最低限「中立的な感覚」というのを厳守すべきだ。特に法外な性能を与えたものや、特殊な分野のものは除くとしても。今回はどうも技術者のエゴを、テスターやチーフどもがきちんと判定評価しなかった(もしかしたら判断できる能力がなかった?)ために明らかになった問題ではないかと思ってならない。ユーザーの期待値が異なっているのではなく、メーカーの感覚がどんどんずれているだけなのだ。

  
  

  

このアーカイブについて

このページには、2010年2月以降に書かれたブログ記事のうちクルマカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはクルマ: 2010年1月です。

次のアーカイブはクルマ: 2010年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。