「moshi」って変なネーミングです。昨今、デジカメ売り場のレジ付近で並べられている(メモリー)カードリードライターって本当に様々な種類が出ています。特に特徴的なのは、IEEE1394接続タイプがほとんど全滅状態で、代わりに直接USB接続する一体型のものが登場していること、SDカードやメモリースティックのみでコンパクトフラッシュをサポートしないタイプが登場していることです。Yodobashi.comでも205件の商品のうち、USBはそのほとんどの158件と圧倒しています。ちなみに残りの47件は、PCカードアダプタ29件、PC内蔵12件、IEEE1394はたった1件です。・・・で、残りの6件は何??
IEEE1394の衰勢は、基本的にAppleの方針が悪いためで、その証拠にMacBook AirにはIEEE1394端子(FireWire)が装備されていないことが最大の悪です。また、ハイビジョン・ムービーが主流になり、iLink(4pinのIEEE1394)の代わりHDMIとUSBが装備されていることも逆風となっています。確かにUSB2.0は様々な技術革新で転送速度がかなり高速になっていますが、端子の裏表がはっきりしないことやIEEE1394aでも実際の転送速度が優っている事実を経験すると、この流れにはがっかりもします。
SDカードの読み込みにUSBに変形するタイプを使用しておりますが(4/29のBlog)、実は思わぬ第3の弱点に気づいてしまいました・・・。『あのUSB端子』には入らない!事に。仕方ないのでその対応としてUSB延長ケーブルでも良かったのですが、USBハブとUSB仕様のCF用のカードリードライターが必要になったというわけです。如何せん、FireWireが無いのですから、所有しているカードリードライターが使えない、となればこういうアイテムも意味無しと・・・。
ついでにこのSDHC-CFアダプタ解説すると、価格の割にかなり高速で、最新のSDHCカードの16Gまでと、対応の幅も大きいのが特徴だそうです。
さてゲットしたこのカードリードライター、ちょっと変わってません?
オマケというか、USB端子を2つ装備して、ハブの機能も持ってます。実は既に某所iMacにUSBハブ付きの(ACアダプタ付き)Princeton製カードリードライター(既に販売中止)を何故か(苦笑)使用しており、かなり重宝しております。デスクトップ(特に昔のもの)の使い勝手の悪いところは、頻繁に使用する端子が裏面にあると言うことで、液晶一体型ではこのようなアイテムは有効に思えます。
意外と大きい。もう少し小さくできただろうに・・・ちょっと残念。