金子先生がイー・モバイルのUSBタイプ・データカードを購入したと2007.9/3のBlogにあり、やはりそう来たか・・・、と。今旬なモバイル通信用データカードは、イー・モバイルですよね。
私も5年前県歯の委員会にいたときからデータカードを所有しており、当時のPowerBook G4 12インチ用にウィルコムのUSBタイプ(富士通 H-F401U)を選択していました。15インチや17インチのPowerBookならPCカードタイプを購入したに違いないのですが、この12インチのノートには現在のMacBook同様PCカードスロットルが装備されていなかったのです。買った当初は電車の中で接続してみたりといろいろ試してみましたけれど、たとえば軽井沢のはずれではPHSの電波は当然届いていませんので使える範囲は限られていました。さらにこの1〜2年は使用頻度も少なく、そもそも速度も速くなかったために昨年秋に解約して新たな手段を探しておりました。
私が購入したのは白いタイプでしたが、画像が残ってません。
そこで実際の使用するモバイル形態をシミュレートしてみましたが、ノートを接続しての使用だけでなく例えばイー・モバイルEM-ONEやウィルコムW-ZERO3の様な単体でブラウズできる機種=スマートフォンが魅力的に思えてきました。だいたいノートを持ち出さなくてもブラウズできるのですから。でも実物はインターネットするには画面やキーボードが小さいようで、ケータイの様に扱うとなると意外に大きい・・・。
いろいろ検索してみると、USBタイプのSIMカードなしがネットオークションに出ていることが判り、ならEM-ONEαを購入してUSBの外側を落札して二つのアイテムを使うか・・・と、思わず「ポチッ」としそうになりました(冷汗)。ところがそれをしなかったひとつの理由は、USBタイプが新しくより高速の7.2Mbpsにバージョンアップした点と一体型のEM-ONEαが3.6MbpsのままでSIMの互換性が危ぶまれること、倍の7.2Mbpsが確かに3.6Mbpsより高速だが大した差では無く、都市圏以外は未だ3.6Mbps圏がほとんどで現時点では有利さがあまり無いこと。二つめは、例のD3のBlog主さんや様々な人たちがMacBook Airと、通話機能のあるEMONSTERででワイヤレス接続を成功させたのに触発され、今まで全然興味の無かったスマートフォンが気になり始めたことです。
私が特に欲しい機能は、使用中のiCalのデータをモバイルで使いたい点で、最も決定的な解決策はiPhoneの日本導入です。例えどこのキャリアでも、同じメーカーですから親和性は最高のはず。今使っているDocomoも携帯Syncを介してiSyncによりiCalを読み込ませてますが、ごくわずかの表面的なデータしか扱えません。ご存じのようにiPod touchと言うのは携帯電話機能が省かれたiPhoneですから、現状で無線LANが使えればiCalが使えます。ですからiCalだけの(時々iPod<苦笑)ためにiPod toochを購入しても良かったのですが、今年中に日本発売かと噂されてますし、手間がかかりますがiCalとGoogleカレンダーが同期でき、次にWindows MobileでGoogleカレンダーが扱えるとなるとiPhoneを待っている間なんとかごまかせそうだし・・・。要は、iPhoneあればUSBのデータカードで済むけど、iPhoneが日本発売になるまでもうちょっと辛抱と言うことです。それに気になっていたcyber-shotケータイが意外にデジカメとして「使えない」らしいということも判明したのもあります。
当分iPod touch無しでなんとかやりくりするつもりですが、いろいろなサイトで言われているように、まさしくEMONSTER+iPod touch = iPhoneなんです。これで通話をするつもりはないのですが、なにしろこんなに小さくて、イー・モバイルの通信網で無線LANの個人的なアクセスポイントになるのですから凄いです。良いことだらけのようですが、新たな問題点もわかってきました。電池の消耗も凄いんです!