「村」(その1)

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 「村」は村でも「裸族の村」だそうです。

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 Macを使用していると、必然的にUSBとIEEE1394a(FireWire、FW400)の使い分けをするようになります。現在USBはより高速の2.0が標準ですがそれでも実測ではIEEE1394aの方が高速なのです。しかもわずかですが、IEEE1394b(FW800)はさらに高速です。
 しかしIEEE1394aでさえ、大多数を占めるPCユーザーにはデジタルビデオの取り込み用とでしか使い道が知られていないために、このインターフェイスを装備する周辺機器を製品化しているメーカーはかなり少ないのが現状です。

 以前よりバックアップ用にはIEEE1394接続の外部ハードディスクを使用していましたが、いくつかのメーカーを渡り歩いているうちにいろいろトラブルが生じたのと、手軽に増設・交換したいのと、出来る限り安く済ませたいといろいろ考えていました。

 まず最初に購入したのはIOデータの製品で、初代iMac用ですからわずか40GBでした。その後筐体のデザインが秀逸なLaCie製品を購入します。当時どんどん大容量化している時代でしたが、最初に購入したものは有楽町のビックカメラで160GB、他のメーカーより高価で4万円位払った記憶があります。その後に2台購入しましたが、より低価格でどんどん大容量になっていきました。ところが、データ移動の時にコンフリクトして仕方なく再起動したことが原因で、次々に不調になりデータが読み込めなくなってしまいました。

 次にたどり着いたのは、Macお宝鑑定団と言うMacユーザーの間では極めて有名なサイトのバナー広告に掲載されていたセレクション越後屋で取り扱っていた外部ハードディスクドライブケースです。既に製造・販売中止になっておりますが、数年前にセレクション越後屋さんに直接連絡したところ幸いに在庫を譲ってもらった経緯があります。


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 中国製だそうですが、ご覧のように極めてシンプルな構造で、AC電源アダプタとインターフェイス部分からなり、アクリル板ではさみこんでいる部分に側面が露出した状態でIDE接続のHDDを接続するだけです。従ってドライブの交換も比較的容易ですし、何よりも構造が簡単、私のようなセンスのないヤツでも容易に使いこなせる、ってのが気に入りってます。現在も2台が稼働中でもう1台予備で待機中です。しかし複数台使用する度に、その分だけADアダプタが必要になる点が不愉快で、次のことを考えるようになります。つまり複数台搭載可能なHDDケースのことです(2007.7/14参照)。


 実はそれまで愛用していたLaCie製のHDDが次々とトラブル続きで、復旧を諦めていた時にこれらを入手しダメ元でLaCieを分解して取り出したHDDを接続したところ、何事もなくLaCieの中身が稼働したことに驚きました。もしかするとメーカー製のHDDのクラッシュは、制御しているインターフェエイス部分のトラブルで済んでいる可能性も否定できません。実は当院のレセコン用で壊れたHDD以外の、Mac用で使用していて当時クラッシュしていた?2台のHDDは全て、この方法で復旧してしまいました。考えると、その前に諦めて初期化してしまったものもありますのでチャンスをすべて無くしてしまったことになりますから、全く残念です。

 そしてこの時、メーカー製の外部HDD製品からの卒業を果たした次第です。

 さて何故「村」か?の解説は、まだつづく。

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このページは、kimuraが2008年4月18日 22:35に書いたブログ記事です。

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