噂だったキヤノンのデジタル一眼レフ、KissX2(海外ではEOS 450Dと呼ばれる)が発表された。Pentaxの発表にぶつけるように・・・。
それまでのKissDは「かわはぎ」などと散々に揶揄されてきたが、今回はNikon D40(x)の向こうを張るようにそれまでの寄せ集め部品みたいなチープさを吹き払い?、ちょっとだけおしゃれ?に生まれ変わったようだ。しかも頑なにCFカードだったのが、今度はNikon D40(x)やD80(その前のD50もだが)と同じようにSDカード仕様である。恐らく今後、中級機種まで記録メディアがSDカードになることは必至だ。ただし、大型液晶モニターのため、前機種より少々大きくなっているようでもある。
個人的に嫌いなdpreview.comからの無断二次使用画像である(爆)。極めて素晴らしい比較画像である。
流行の「大型液晶モニター」「ライブビュー」「自動センサークリーニング」の3点セット。センサーは上位機種よりも画素数が上回ると言う、最近のキャノンの流れのまま。恐らく来年ぐらいに40D後継がこのセンサーを搭載すると想像される。
さて、メジャーに発表をぶつけられた感のあるPentaxは、現状のK10D/K100Dを進化させたK20D/K200Dを発表した。
詳細は各ニュースサイトに任せるが、NikonやCanonのデザインからすると少々無骨と言わざるを得ない。まあ、昔から(と言っても私が知るのはSPの頃)だが。
カメラを選択するスタンスにもいろいろあるはず。私の場合は、カメラのデザインと機能、そしてレンズ、特に好みの焦点距離が基本的に決め手。EOSを所有していたのも、オートフォーカスに力を入れていた時点のこと。その後Lレンズに他社のない好みの焦点距離のものが多かったのも、浮気してこなかった理由の一つ。だが、今のEOS EFレンズには魅力が無くなっている。一方、NikonやPentaxにはどんどん魅力的なレンズが登場して来ているのだ(過去のMinoltaにも!)<苦笑。