デジタルの時代だ。さらにBlu-rayだのHD DVDだのと、不景気の消費をあざ笑うかのような新規格の乱発?に、実は取り残された骨董的規格が多々ある。その一つがLP。
「LP」とはLong Play、旧世代の音楽ディスクメディアで、いわゆるレコード盤のことだ。
私の最初のレコード盤は、朝日ソノラマの「ソノシート」と呼ばれるシートディスクだった。子供の頃は、聴きたい音楽だけが記録されている17cmのEPレコードの方が多くの楽曲が含まれて頭出しが難しいLPレコードより好きだった。遅く回っている(33 1/3r.p.m.)ってのも妙だったし、だいたい高額だった。
やがて光学ディスクCDが生み出され、現在ではインターネットで配信されるような時代にさえなってしまった。しかし、依然としてメディアが残っている。一部の猛烈なマニアを除けば、それは取り残されてしまった遺産と言っても過言ではないだろう。
だからこういう製品が徐々に登場するのは判る。だが、私が欲しいのはこんなのじゃない。ちょっと違う・・・。だいたい、トーンアームにウエイトが装着されていないうえ、カートリッジもカバーが付いたままみたいだし(とほほ)。
あれ、本当ですね。
なんだか間違え探しの写真みたいな…。
これで機能するのでしょうか?
昔DENONのターンテーブルに憧れて、一番安いモデルを購入した覚えがあります。
カートリッジもあまりウエイトをかけないで使えるものを探したりして…。
もう実家では処分されているだろうなぁ(涙)。