2007年3月アーカイブ

レンズ(その1)

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 先日使っていないレンズやカメラを売り飛ばし、また使わなくなった仕事機材をネット・オークションで売りさばき、久しぶりにレンズを買った。もう手遅れだが、売り飛ばす前にそいつらの写真を撮っておけば良かった。内容はもうEOSズームレンズ2本に、SIGMA SD9一式(苦笑)。・・・まだ持っていたなんて。

 ネット・オークションで売りさばく手もあったのだが、かなり古いレンズとかカメラを見知らぬ人に売りつけるのも無責任な気がしたので、安く買いたたかれるのを承知で業者に売り渡した。従ってわずかなお金にしかならなかったが、幸いなことにSIGMAの一式は箱やケースも保管してあったため、合計するとそれなりの金額になった。

 まず、本当に珍しく買った趣味のレンズの方を先にご紹介しよう。ただし、これと組み合わせようと考えていたカメラボディは生憎資金繰りがつかなくなってしまい、何時入手できるかは定かではなくなってしまった。


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 オートフォーカスが最も望ましいのが、この手のレンズでオートフォーカスなのはペンタックスしかない。興味を持っていたお手軽K100Dは、K10Dを見てしまうとニコンやキャノンの様に割り切って買えなくなってしまうのは何故だろう?。多分、どちらも上位機種を所有しているので、最廉価機種を持っていても心に余裕があるからかもしれない<情けなー。五十嵐先生、そう言うわけでペンタックスは諦めた。

 このレンズは既に生産中止だが年末に調べた時には、まだ某カメラ店で在庫があり意外に安かったので安心していた。ところが気づいたらこの数ヶ月で全て売れてしまったようで、あわてて別の店をネットで探し出した。当然新品だが、ちょっと割高だったが、まあ定価より安かったので良しとしよう。

 もう少しワイドだったら・・・、なんてペンタックスの21mmを羨んでも仕方ないのだが、ただ気になったのはマウントがややきつく、絞りもフォーカスも動きがやや渋い事だ。これでお手軽D40と組み合わせたら、もうコンパクトカメラは不要だ、なんて・・・あっ、言っちまった!!<爆

D40(その4)

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 前回はすっかりNikon賛歌のようだったが、私は今回のD40xで少しがっかりしているのだ。

 つまり廉価版は600万画素と常識的で機能を「ないがしろ?」にしなかったD40を非常識?な価格で発売して、評価を受ける。そしてそのわずか3ヶ月後に上位機種として同じボディで1,000万画素のセンサーを搭載させD40xとして発売した真意が私にはよく判らない。別に売れているんだし、ライバルのKissが1,000万画素だから似たような価格で1,000万画素を投入したんだ、安い方が良ければ安い方を買えばよいのだしどーでも良いじゃない、って言うそんな迎合的ネット評論家も居るし!。けど、センサー在庫一掃の「ただのD40」に良心的メーカーの廉価特売の印象をユーザーにしっかり植え付け、センサー価格が安定した本命の1,000万画素で「本命D40x」を「後出し」登場させた、と私には見える!。本当に必要なのかどうかは別として、1,000万画素があれば最初からそちらを選択したユーザーを、後出しを知らずに600万画素を買わせた作戦だとすれば、決して頷けたものではない。


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 単品設計のKissはファインダーがチープで上位機種とも操作系が微妙に異なるも、全てのEFレンズが使用できる上バッテリーも中級機種30Dと兼用できるうえ、メディアもCF typeIIとレガシーかも知れないけど互換を重視している。D40(x)はD80とSDカードで兼用できると言っても、D200はメディアが、D2系とはバッテリーもメディアも別なのだ。そう言う違いを挙げれば、Nikonはどの機種の組み合わせをしても、ハード的に異なるものばかりである。D40(x)とD2Xsは全ての他の機種とバッテリーが異なるし、SDカードはD40(x)とD80しか互換性がない。「不滅のNikon Fマウント」互換性を死守してきたはずだが、D40(s)でついにモータ内蔵のAF-S, AF-Iレンズ以外のオートフォーカスを切り捨ててしまった。

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 繰り返すが、個人的にカメラとしてのD40(x)に関しての文句は殆ど無い。けど、切り捨てる要素に対する根拠や、高画質バージョンの売り方への潔さが「ニコン」のイメージに対して相当欠落しているのではないか。別に売れりゃ何でも良いんだと言うなら、もはやCanonとNikonは逆転してしまった様な気さえする。

 ただ、最新レンズの発表内容を見ればNikonの方が気になる。しかし現在東京ビッグサイトで開催中のPIE 2007で発表された、SIGMATOKINATAMRONと言ったサードパーティの高機能交換レンズにかなり魅力的なものがあったし、純正以上にこれからもっと期待できそうな気がしてならない。

 しっかしこれ(下から二段目の右側の画像)もリングライトなんですと!!ありえね〜

D40(その3)

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 Nikonの業績が好調らしい。特にデジタル一眼レフとしては破格のD40がブレイクしたようで、その「絶好調」のD40に更にD40xを追加 !?


 D40の好調さは基本的に小型さと価格なのだろうが、ライバル?であるkissDXと比較して思うのはカメラとしてのわかりやすさではないかと思う。

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 私は何故かNikonとCanonの両方を所有しているが、実のところ常に低価格の機種には興味がある。今だから白状するが、私が所有していたフィルムカメラのEOSは、ほとんど全て最廉価機種だった<自爆。つまり機械というかカメラの持ち味としての「格差」や性能差にはほとんど興味が無く、もっぱら画角とその操作性と(ちょっぴり)画質だけ必要としていたのだった。だってほとんどオートで撮るし、連写なんかしないし。

 しかしデジタルの時代になってその気になるチェックポイントが変化してしまい、レンズや自分のカメラ選びに大きく影響を与えてきた。以前はAFの技術はEOSが圧倒的だった。超音波レンズの素早く音もない動作は、他のメーカーには無い技術だった。そのうえ、手頃な価格と魅力的な画角で提供された様々なズームレンズ類。そう言うことで私はEOSユーザーになったのだ。特にF2.8で20mmからの広角ズームや、手ぶれ防止機能付き高倍率標準ズーム・望遠ズームは1990年頃には他に見あたらなかった(と思う)。仕事用のNikon以外、カメラにはあまり拘りはなかった(つもり)。そもそも、手頃な価格の24-50mmの広角ズームがペンタックス製だったとか、文字が入力できるデータバックが使えると言ってチノン(ペンタックスマウントだった)にある、と言う理由でカメラを買ったりしたのだから。そう言う時代の愛機は43-86ズームに超廉価機Nikon EMだった(えっへん←撃沈 ごぼごぼ)。

 さて話を戻し、アマチュアの端くれの私でも判るファインダーの話をしよう。どんなに異論があろうともEOS-1Ds系のファインダーの見え方は最高だと思う(ピントが合わせやすいとか別にしても)。けれども、現実にあんなに大きく重く高価なカメラをホイホイ買える人はそう多くない。蛇足だが、現在使用中の30Dのファインダーは今イチ(トホホ)。

 一方NikonのそれはD2系を除くと、悲惨と言うか手を抜いたと(言うか手が回らなかったと言う方が適切かもしてないが)言わざるを得なかった。基本的にNikonは銀鉛カメラのファインダーの流用でごまかしてきたんだから、D1、D100、D70ユーザーだった私が言うのだから本当だって!。けれどD200の登場以降、Nikonはカメラの何が大切であるか、決して手を抜いてはいけない事柄をようやく理解し始めたのではないかと思う(APS-c系のファインダーのベースがようやく完成した?)。

 操作性の判りやすさもそうだし、手に取った時の馴染み、そしてファインダー。そう言う意味で、D80もD40も本当に良くできている。他のメーカーでのカメラで、ファインダーが良くできているのはPentax K10Dだと思う。パンケーキレンズを使ってみたいので興味を持ったK100Dはちょっと・・・。だから店頭で手にとって見た時のD40の感触は、「(全部)安くした」カメラではなく「高いカメラをほどよく安く仕上げた」カメラになっていた。

 プロ&ハイアマチュア用・中級・初心者用と3つのクラスに分けると、それぞれが異なった操作系を与えられたCanonと、(かなり)統一されたNikonと言われる。そしてそれはファインダー一つ採っても明らかになった。そう言うことでも、D40はバッテリーの互換性(実はD200/D80系も)が問題だがEOS Kissより個人的に評価している。それと最近のCanon EFレンズには魅力的なものがないものまったく不満だし・・・。

 

ラジオ

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 いろいろ忙しかったので、更新をさぼってしまいましたが、こういう時っていろいろな事件・用事が重なるものです。

 個人的な目的で久しぶりにラジオを買いました。ラジオなんて、エアチェックにはまっていた頃以来ですし、今はカーステレオで交通情報か、iTunesのインターネットラジオしか聴きませんしね。ユーザーが老人な訳でして、普段は素通りするラジオ売り場に突撃検索開始。最近はもっぱらネットで買うことが多いですが、自分以外の人が使う物は(取りあえず)実物を見て触って動かしてみないと危ないです・・・。

 私のファースト・ラジオはナショナル製のアルミボディのAMラジオでしたが、既に壊れてました。四角い頭のロッドアンテナと、金色に光る星模様のデザインが妙に記憶に残るポイントでした。
 店頭やカタログで判ったことは今の時代でも、本当に様々なラジオがあるのですね。カードサイズの小型なものから、ミニコンポサイズの大型なものまで。デザインも様々でしたが、老人が使うものですから小型すぎず大型すぎず、操作性の容易なものが大切です。特に選曲つまみや電源SWは直感的に判断できるものが必要とされます。と言う観点で探すと、意外にてか、当然少ないんですね、こういうラジオ。


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Amazon.co.jpより


 で選んだのがこのラジオ。後で気づいたのですが、木目調デザインのもあったのね〜、そっちの方が良かったな(^^;。これの良いところは電源SWも目立つし、選曲もカーステと同様プッシュボタンですから理解しちゃえば簡単。ただ音量調整用のボリュームがちょっと見にくい場所でやや使いづらいのが気がかりですが、容易に動かないように考えたのでしょうな。

 久々のSONY製品ご購入の話でした。でも前の話題のケータイもSONYなんだよね・・・。

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