2006年12月アーカイブ

2006を振り返って

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大晦日、土壇場にならないと動かない悪い癖は健在?。残すところ数時間足らず、大急ぎで2006年を思いつくままに振り返ってみたい。

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(20数年前に導入した、ヨシダのスペックス。当時高周波制御による高画質を売りにした)


 仕事的な面で言えば、まずパノラマをデジタルにしたことだ。現像定着液の管理と排出、そしてローラー清掃には開業時から悩まされてきた。そのことから開放されたことは唯一の喜びだが、デンタルが相変わらずフィルムなので、完全に廃液から解放された訳ではないこと、思った通りの画像が得られないこと、パソコンとモニターが必ず必要であることなど、新たな問題も多いのが実状である。特に昔の国産の機種より、CCD部分が近いのか患者さんの肩に当たる頻度が前機種より高くなったのも困りものである。新たな問題点もまとまりつつあるので、そのうちご紹介したい。
 その弊害でユニットで画像を映していた「液晶テレビ」が役不足になってしまい、新たにパソコン用のモニターを探し出さなくてはならなくなった。もう一つ、想定外だったLAN配線の問題も、7年前ではあまり問題にならなかった事だ。今開業・改装するならば決して考えられないことでもある。
 開業して20年を過ぎるのだが、7年前にユニット関連と診療室自体は改装したが、多くの次々に機器が故障してきているのに悩まされてきている。昨年のコンプレッサーもそうだし、電動シャッター・エアタービン・エアスケーラー・FAXついでに暖房便座、等々。おまけにレセプト用のパソコンまで壊れる始末。さすがに参っている。

 歯科医師会関連では、3月いっぱいで県歯の委員を終え(続投の要望があったが断った)ようやく休めると思いきや、H先生の要請で4月から千葉市の高齢者歯科委員会に属することとなった。ただ、前委員会で知り合いになった仲間と時々連絡を取り合っては飲み会に参じる楽しみもあって、そう言う点ではとても感謝している。20年表彰を受けた学校歯科医と介護保険審査委員は、辞退する時期を考えているのだが継続することにした。特に学校歯科医は研修を義務づけられたこと、結構いろいろ負担になってきているのでそろそろと考えていたのだが、偶然啓発事業モデル校の小中学校が我が出身校だったので、恩返しのつもりで参加させてもらった。良い経験をした。


 一方、救歯会では昨年の座長の任を終えて、若干気が抜けていたのも事実。退会メンバーも数名出たのも理由の一つだ。恥ずかしいことだが、サマーセミナーでは二日酔いの醜態をさらしてしまった。見いたな〜<違。。。。だがその代わりに、と言うか某T先生の代わりに救歯塾の手伝いをすることになり、これがかなりハードだった。ただ、情熱あふれる若い先生たちの熱意・素晴らしいケースに触れて、今更に大きな刺激を受けたことが新しい。


 ついでに個人的なことだが、約10年来健康維持に続けていたテニスをやめた。いや、実際には「テニススクールを」だが。思い返すと10数年前に家族と行ったハワイでテニスしたとき、当時流行っていた「デカラケ」に衝撃を受けたことがきっかけだった。日曜日はどうせ昼まで寝ているのだから、規則的な生活と運動不足解消にと朝のクラスに入会した。しかし週1回わずか1時間半で、10人あまりのクラスなら運動量はたかが知れている<泣。思い通りにボールをコントロールできないことがゴルフとの違いに悩み、おまけに寒い時期に腰と背筋を痛めたのも悪い要素だった。・・・そして日曜日は再び「寝てよー日」さ、わはは。

 最後に、うかつにもケータイをなくした。散々なくした連中らを鼻で笑っていたのに、これでは全く目も当てられない。結局見つからず、仕方なく新しい機種に移行(だがわずか¥100だぜぃ!)したが、驚いたのは今やFOMAがMOVAよりも電波が強いと言うことだ。

 クルマは正月早々念願のCPUを交換して調子が良くなった。乗り心地が悪いのは最初からだが、それを助長させているのだろうタイヤが減ってきており、いよいよ交換の時期に来ているようだ。銘柄は決まっているので、後は時期と決断次第。ヘッドライトが自分の要望通りの上に向かないのと、キセノンバルブながらやや暗いので、その対応も必要になっている。おまけに息子がクルマを欲しがっており、高い授業料などで新しいクルマを買ってやる余裕もないので、こいつを奪われるのも時間の問題なのかも知れない・・・号泣。だがクルマが必要な田舎なため、若いがゆえの事故も心配なので、頭が痛いよ〜。

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 ニュース的には、冥王星の惑星降格がわたしにとってベストワン。

 今年はあまり更新できずに情けないBlogになってしまったが、来年は張り切って更新することを目標としよう。

 レンズの修理があがっていたので、新しいニコンのサービス・ステーション(ニコンプラザ銀座)に初めて行ってきました。キヤノンが先に移転して新しくなったのに対抗して、ってなことは無いのでしょうが、新しい所はサービス部署ばかりでなく独立したショールームも併設され、まるでブランドショップかブティックか?みたいな感じです。2Fがサービスで、帰りに1Fのショールームをしばし閲覧。


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 キヤノンの様にほとんどの機種が展示・試用できるわけではありませんでしたが、やはりDシリーズのフラッグシップD2Xは流石な感じでした。でもね、私にはもうこんなに大きなデジタル一眼レフは必要ないでしょう<苦笑。コンパクトタイプのデジカメも触ってきましたが、キヤノンに比べ外観から判断されるよりも更に良い出来のようでした。ただ、手ぶれ防止機能付きの双眼鏡があって興味津々でしたが、びみょーに使い方が判らなかった・・・<汗。


 で、予想外なのはD40。EOS KissDXとライバル関係にあるカメラですが、手にとって見て・・・想像以上に良かった。そりゃそれなりに安いカメラですから、価格相応ってなものですが、さすがにニコン!ファインダーや操作系がD80系に類似してあまり手抜きがないのも好感。キヤノンの様にKissDXと上位機種の30Dと操作系やファインダーがかなり異なっているのは困りものですし、最近のキヤノンのレンズには何か魅力的なものが無いのもキヤノンのマイナス要素。おまけにDX VR Zoom Nikkor ED 18-200mmに対抗できるレンズもないですし・・・。シグマがPhotokinaで発売を予告していたレンズが最後の頼みでしょうか?
 話をもどしてD40、EMの様な見事な割り切り方が出来なかったのには個人的に残念に思いますが、かなり好感を持ったのも事実。これでペンタックスのようなパンケーキレンズがあれば、立派な「お散歩カメラ」になるのにね〜。ただしNikkor 45mm F2.8PってAFじゃあないのよね。それとKissDXより小さくした為か、D80やD50に比べるとかなり貧弱に見えるし、標準で組み合わされるレンズのデザインも変。おまけに表示パネルがKissD同様省かれ、その代わりに撮影モードダイアルが移されたが、びみょーに間が抜けた感じがする。小型化のためバッテリーもD200/D80系とは異なるし、確認は出来なかったがD80同様採用されたメディアがSDカードなのはともかくも排出が手動とは恐れ入る。今の時代、コンパクトデジタルカメラのSDカードだって、私の¥100ケータイのメモリ−スティックでさえプッシュで排出されるのに !!!

 

大失敗

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 倒産寸前(^^ゞ?で配置できなかったユニットのモニターの件、ようやく機種を選定しこの年末にご報告できる予定だったのに、なんと大失敗!。出来上がってきた部品をウキウキ気分で取りつけていたら、なんか変!。結局再(々)製になってしまいましたので、年が明けたら再発注しなくては・・・。それとLANの設定もSironaにして貰わなくてはならない。あ〜面倒!


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連鎖

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 またまた驚愕的なニュースだ。松下が日本ビクターを売却の方針。相手先はケンウッド。つまりリストラなんだ。

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 思えば家庭用ビデオのベータ・VHS戦争の勝者は、ビクターの開発したVHSだったし、ブラウン管テレビの基本技術も日本ビクターの高柳氏によるものだ。だがVHSを除けば、ビクターのヒット作はあまり見あたらない。そう言えば、HDDムービーとかD-ILAプロジェクターが最近の目玉商品にしかすぎない・・・

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HOYA

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 昨日のHOYAとPentaxの合併は、私にとって衝撃的なニュースだった。韓国Samsungとの共同開発に対して批判する人たちを尻目に、当のK10Dが好調だったのですっかり安心してしまったのだが、会社の実態は厳しかったと言うことなのだろう。「経営統合」とは名ばかりで、事実上HOYAによる吸収と言えるだろう。

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 カメラ部門に関してはKonicaMinoltaの悪しき前例のように将来切り売りされてしまう(その結果の方が良かったわけだが)心配もあるが、最近では歯科用レーザーも扱っていたのでHOYAは内視鏡などの医療機器に関心を持っているようだし、メガネレンズ部門などはより強化されて行くと考えられる。私のいくつかあるメガネも、半分はHOYA製品なのだが、HOYAに対するイメージが・・・(意味深)。

滑り込み

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http://pilipinas.exblog.jp/4003698/

 ようやく最終日に行けました!

 今日までキヤノンギャラリー銀座で開催の、フォトグラファー望月宏信氏の写真展である。こういう展示にはあまり関心がない方だが、いつもROMさせて頂いているので、とても興味があった。そしてその「普通な」凄さに驚き、表現力に感心した。妙な表現だが、どーだすげーだろー、見たいな凄さなどではなく、もっとまねも出来ないが「視た一瞬の世界」をプリントアウトした、そんな凄さだった。

 そして何故か、一枚あった5Dによるモノクロームの画像に思わず見入ったのも事実。さすがである。


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 偶然か、金子先生のBlogでカレンダーの予告である。私如きが紹介するのもおこがましいが、多くの趣味をお持ちの金子先生の写真はまさにプロ級、いやプロそのものだ。今年のマダガスカルでの写真をお使いになるようだが、もはや表紙だけでもその凄さが伝わってくる。

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