2006年5月アーカイブ

 さて、いつもと違う雰囲気のモグラ大王さまの雰囲気に、かなりびびってます。その影響なのか、カテゴリーを無視した今日の内容<苦笑。
 

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 他人様のモニタでとやかく言うなよ、なんて声が聞こえそうですが、理由は後ほどとして、まず一昨日のBlogにもご紹介しましたリニューアルした宇都宮K歯科医院での画像です。19インチワイドLCD一杯に撮影済みパノラマ画像を表示しております。画像では判明しにくいでしょうが、実は当院のもそうなのですが、このパノラマは前歯根尖部の映像が今イチです。恐らく断層域が狭いのか、設定位置ではずれてしまっているのかよく判りませんが、目標としたplanmecaの最廉価パノラマの画像を遙かに下回ってしまっております。現在クレーム中でして、とてもとても推薦はおろか、評価する気にもなれません。あ〜、Planmecaにしておけば良かった・・・私としては後悔しまくりです<投げやり。
 

いまさらですが

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 ようやく、レイトショーで視ました。本当は先週末に行く予定だったのですが・・・。

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 若干ネタバレになってしまいますが、言いにくいし、恐竜の名前みたいな主人公「ロバート・ラングドン」シリーズの2作目のこの本書のあちらこちらに、読んでいて不可解な部分が出てきます。実は第1作の「天使と悪魔」のエピソードを引きずっているんですね。ですので、映画や評判を聞きつけて、本を読んでみようかなと思われる方がいらっしゃれば、シリーズ第1作「天使と悪魔」からお読みになることをお薦めします。でも本自体が上下2冊で結構高いので、問題だよな・・・。

 さて映画の出来は、娯楽作品としてそこそこ満足できる出来です。若干映画向けにストーリーや内容を変更している部分があります(上記の部分など)。そもそもこの物語自体、映画化を十分意識しているとしてしか思えないので、よくある映画と本と印象が異なるという部分が極めて少ないのも事実です。
 主演のトム・ハンクスがどちらかというと禁欲的な印象の主人公を演じているのに、原作のラングドンは007ばりの「やり手?<苦笑」ですので、もしかしたら宗教界などに気を遣った演出だったのかも知れません。それに、かなりハリソン・フォードで有名になりましたがトム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズを意識しているな、とも思いましたね。

 宇都宮の親友Kの医院が改装しました。彼の開院は私より1年後ですので、20年近く頑張ったということになります。彼がほとんど取り仕切ったと言うアイデアの一端を勝手にご紹介すると共に、当院にも同時に導入したデジタルパノラマに於ける彼と私の共通した問題点をご紹介したいと思います。

 今回の彼が基調とした色は「黄色」。白とグレーの多い歯科医院の内装に、濃淡原色を組み込んだ彼なりの主張のようです。あまり嫌らしく見えない工夫があって、ちょっと新鮮。

でも黄色?風水でも見たのかしらん??<笑

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 ユニットは以前から使用しているシロナのA1で、胸上テーブルに備えられていたシャーカステンをワイド19インチのモニタへ換装しました。ここの部品はシロナ純正だそうで、モニタの重量増に対応した、強化アーム内蔵スプリングも必要となったそうです。

 モニタがテーブルよりちょっと大きめですが、もともと15インチを想定していたと思われます。現在のPCユースにとって、既に15インチはノートつまりモバイル用で、デスクトップ用は17インチ以上、出来れば19インチ以上が標準になってきています。従って彼の選択は時代にマッチしたものと言えるでしょう。これがワイド20インチなら(理由は後述)、かなり圧迫感があるでしょうし、モニタのフレームをユニットに似せて白く塗装したしたのも違和感を更に少なくしている要因と思われます。しかし、実は17インチワイドを探していたそうで、残念ながら現在市場にはその大きさのモニタが存在しないので断念したのです。実は19インチワイドモニタがオーバースペックなことも判明するのですが、それはまた後ほどご紹介しましょう<汗。そもそも私の場合、20インチワイドなんですから・・・f(-_-;)。そう言う意味でも、ノート用の17インチワイドパネルが流用できると良いのでしょうが。

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 これは現在のシロナC4+の胸上テーブルと液晶モニタの組み合わせ画像です。恐らく17インチモニタと思われますが、この画像の胸上テーブルは右端に薬ビンなど収納がないやや小型のものです。これもシートが黄色と、なんか黄色が流行のようですね・・・。

他人のそら似?

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 実は昨日のアップ予定だったエントリーで、雷雨でびびって・・・。凄かったですよね〜。留守にしていた千葉でも、1時間近く停電だったとか<驚愕。

 さて今年秋頃、から来年に延期された次期WindowsOS、コードネーム「Longhorn」。正式名称をWindows Vistaのベータ版の画面が公開されましたが、これを見て、もはやOSの差が判りづらくなってきていることに気づきます。そもそも、Basicの延長のようなMS-DOSがMac OSを真似たWindows95に転換したことに始まり、Mac OSもLinuxをベースに移行し更にCPUをIntelに選択したことにより、一層歩み寄りが顕著になりました。

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 上の画面では、OS 10.4から装備されたDashboard(メインウインドウをそのままに、オーバーレイで作動するウインドウ&ソフト)と同じような機能も装備されるようですし、下の画面は二次元でウィンドウを移動させるMac OSのそれを三次元表示したものですから、いずれMacにも似た機能が装備されるかもしれません。

 ただWindows Vistaを作動させるハードルが高そうなのと、個人用に使用しているならいづれXPをvistaに移行したいので、標準装備される来年まで待とうと思っているのですが、お目当ての機種がその時点で変になっていないか心配なところもあるので若干思案中です。


 実は昨日昼休みにS社のショールームに行ってきたのですが、奇妙な曲線が基調だったノートが半光沢の極めてさっぱりしたデザインへ変更されて、とても感心しました。けどこれって、貝殻のようなデザインの初代iBookからの経緯とそっくりなので、ついに物まねするしか無くなったのでしょうか?でもSタイマーは大問題なので、普通のノートは買うつもりはないのですが・・・。え?ばればれ??S・・・そにい??<自爆

何を信じて??

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 何も知らない方が今日のBlogをご覧になると、不安を煽るだけの話になってしまうかも知れません。しかし、現実(と理想)を少しでも知っていただけたら良いと思うのです。

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 今週の水曜日と木曜日それと今日土曜日に、錦糸町で開催されているシロクスフェア。そこで展示されている機器の一つであります。自動洗浄機ですが、オートクレーブ等で不活化できないプリオンなどの付着物を、専用洗浄剤と専用器具にて洗い流す、いわば医科専用の自動食器洗浄機です。しかし、こんな手間を掛けて消毒を行っている一般の歯科医院など、現実には皆無でしょうね。しかもこれを行わなかったと言って、重篤な院内感染症があったという報告も聴きません。実際、大学病院などでもこういう洗浄をしているのかは知りません。

 そして、それに呼応するようにモデルチェンジをし始めたKaVo製ハンドピース。

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(上が従来機種、下が新型)


 表面がややつや消しでギザギザを廃止し、汚れが付着しにくい仕上げに変更されました。シロナのハンドピース類は既にこのような状態になっておりますね。おまけに若干ヘッドの角度まで変わってきていますし、やや長くもなっている・・・。一方、下は同社のマイクロモーターです。ヘッドを従来機種のものを流用しているので、取って付けたようなちょっと違和感があります。

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(上が従来機種でヘッドが交換できる。下が新型でヘッドだけは従来のものである)


 今までの同社のハンドピースは細かいと言うか特徴的なギザギザがあり、滑りにくいとも言えましたが痛いくらい出っ張っていて、スタッフの間でも時々クレームのあった形状でした。しかしそんなこんながあっても、同社のハンドピースを開業以来使用し続けて来た理由は、システマチックなカプリングとアタッチメント類の妙であります。

 しかし感染防止などと言う昨今のトレンドの前では、そんな昔のアイテムなど無意味になってしまうのも悲しいかな事実なのでしょうね。

 ただ理想をぶちまけるもの結構ですが、KaVoさん、一般診療用のハンドピースのデザインを変えるのは結構だが、外科用のハンドピースがそのままなんておかしいんじゃない??大体日本で15年前、感染防止のサックバック装置なんて騒がれた時、KaVoは?と尋ねて返ってきた答えが「必要なし」。で、今や全てのKaVoユニットに装備して、「サックバックの危険性はないので外装の洗浄だけ・・・」なんて、実に都合の良い、てかそれがドイツの合理性なのかい?って思うんですよ。
                                                                                 ドイツ製ユニットユーザーより
 

 最近のクルマディーラーって言うのは、サービスが凄い。家のクルマの車検に際し、日帰りでない代わりに代車サービスがあった。当然車種を選べるわけではないのだが、普段目にも掛けないような(>_<)ゞクルマに乗ることが出来る。流石TOYOPET!三菱はそうでもなかった・・・<笑。

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 TOYOTAラクティス1300cc。いきなり乗った妻が「加速が・・・」なんてぼやいていたのだが、一人で街中を乗るにはかなり良さげ。確かにトルクがないので、発進加速は全く期待できないが、意外と静かで一旦スピードに乗るとかなり速く走れるw(゜o゜)w。後部座席や荷室の造作は価格相応というか、全く期待できないが、運転席中心で考えれば、小型の割に車内空間は広すぎる程だし、そこそこ静かで乗り心地も、運転した感じも良かった。センターメーターとかでなく、比較的コンサバでこの点も好感をもったが、センターパネルの操作に視点移動距離が大きいのと、目の前の空間が無用な収納になっているのが気になった。ナビも位置が見にくいので、あまり使えない。個人的にこれを買うのかと訊かれると、やっぱり買わない<爆。

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(TOYOTAのサイトから。実車は、ナビ付き・オートエアコン付きとかなり上等だった。)

 調べて驚いたのだが、搭載される変速機はCVTで、全く違和感がなかったどころか非常に好感を持った。小さいエンジンなので、回せばうるさいのは致し方ないし価格を考えれば遮音もそこそこなので納得がゆく。自動車評論家は発進加速が鋭すぎるのを嫌う傾向にあるが、やはりある程度というか絶対に加速が(それなりに)鋭い方が良いと思うのだが・・・。
 唯一ガマンできなかったのはテールゲートで、天地に長く開けるときに自分が邪魔になると言うこと、従ってかなり重めであるということだ。

あ、ありえね〜

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 昨晩GAORAでテニス中継を視ていたのだが、まさかライブとは思わなかった。だあって、先月モンテカルロでの決勝と同じ組み合わせなんだもの!

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(ナダル君のHPより拝借)

 男子シングルスの世界ランキング1位のロジャー・フェデラーは、憎らしいほどに強い。強すぎて、相手が居ないのだ。だが、今期唯一負けているのがこのやんちゃ小僧のラファエル・ナダル。対戦成績でも勝ち越していて、先月のモンテカルロでの決勝でも半ば圧倒されていたシーンを視た。

 今回ローマでも。まさに天敵?「クレー(土の)コートの帝王」ですと。

 今持っているラケットはナダル仕様だし、フェデラー強すぎるのでナダルを応援中。だけどプレースタイルについては、フェデラーが好み<殴+蹴。

 今更ながら「なぜ?」って思うのですが、いろいろな不都合やまだ解決しなくてはならない問題をさしおいても、常に手の掛かる薬液とローラーの管理、それに大量に産出される廃液から悩まされることが無くなったことが嬉しい。そんな(些細な)ことも!なんてお叱りが聞こえて来るが(苦笑)、除去したアマルガムの行方やコンポジットレジンのボンディング材における環境ホルモンなど、まだまだ対策が遅れている(と言うか、無頓着な)歯科において、少しでもなにかしら配慮をすることが出来れば、なんて変な自己満足に陥っている。
思う存分笑ってやってちょーだい、って!<投げやり。

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 さて、肝心の画像自体だがここでご披露したい。・・・どんなにひどいか<自爆。
 上の2枚組の画像は画面をキャプチャーしたもので、上の方が1/2倍、下が等倍の表示である。5/13の画像でお判りになるように、モニタはDELLの旧型20インチワイドを使用している。使用している環境では、等倍になると全体は表示できない。しかも任意倍率でのズーム機能が出来ないのも、使い勝手が悪く感じる要因の一つだ。余白が気持ち悪いと言うか、もったいない!そもそも15インチとか17インチサイズのモニタを想定したと推測される。となると、かなり小さい画面になり、パノラマフィルムを見慣れた立場からすると、かなり不満である。想定外の20インチワイドの当院では(笑)、残念ながら通常1/2倍の表示で見ている。

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 こちらの3枚組はその拡大表示で、うえから2倍、3倍、4倍である。印刷したりやや縮小気味に表示するとあまり気にならないかも知れないが、比較的モニタ近くから見るとかなり解像度が悪いのに気が付く。

流行だけど

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 ようやく機材が一通り揃い、当院も「流行」に乗って徐々に運営を進めている段階ですが、まだまだ多くの問題があり、それをどの程度改善できるか、極めて不安な状態です<泣。もうこうなったら他力本願で、K先生の天才的な使いこなしに期待するっきゃありませんって<投げやり。サーバーとモニタの置き場所は、4/13のBlogの画像と比較して下さい。

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 IPとCCDの両方を経験して言えることは、流行のアイテムですが、残念ながら現時点?では「まだまだ」だと言うことです。「そんなこととっくに判っている」事なのですが、やはり怖いモノ見たさで・・・<撃沈。救歯会では、既に何人かデジタルに移行した先生がいらっしゃって、感想を訊くと「見られるよ」って・・・!今回、その意味がはっきり、てかようやく判ったのでした(お、遅いっ!)。

 特に一番がっかりしたことは、これはいわゆるデジタルの弊害なのですが、生成された画像をおもむろにすぐ拡大しようとします。しかも当院の場合、20インチワイド画面で<苦笑。そうすると等倍までは良いのですが、それを越えると画像は途端に破綻を来します。つまりジャギーが目立ち、まるでモザイク画像になってしまう・・・。確かにフィルムでは、ルーペを使ったとしても、デジタルではもうあり得ない拡大をするのですから、最初から無理な相談なのでしょうが、やはりがっかりする点です<殴+蹴。
ところが標準型のIPを導入したN先生によると、拡大に関してはCCDのパノラマよりまだましだとのことです。残念ながら私にはこの件に関してコメントできませんし、機種が違うので厳密な比較にはならないでしょうが、IPのパノラマ画像はCCDに比べると、やや甘いと言うかぼけた感じ(解像感が悪い)に見えます。

まだ揃わない

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 連休中に注文した部品類がなかなか到着しないので、いろいろ問題が多いことも判ったのだが、ご報告が出来ないでいる。困ったことだ・・・。

 気になっているデジカメがあるので、ちょっとだけご紹介する。

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 x-Dカードか、なんて言うのも理解できるし、個人的にはスマートメディアからx-Dカード、ついでにメモリースティックに関しては否定的である。けど、それをしても気になるのだ。画像に関してはプロフォトグラファー望月氏のBlogを参考にして頂きたい。x-Dカード採用機を話題にするのは全くイレギュラーに思えるかも知れないが、そもそもこの前々のモデルのF10を購入した親友Kの報告で、想像以上の高感度画質に驚いたのが始まりなのだ。

 デジカメのデータをパソコンに取り込む際に気になるのが、メディアの種類だろう。だいたいデジカメの初めは(ミニ)フロッピーやPCカード型のメモリーに始まり、カメラからメモリーを取り外し、パソコンに接続した読み込み装置を介してデータを吸い上げるという図式が最初にありきだった。だが、デジカメにUSB端子などが装備されていれば、メディアを介さなくてもデータを読むことが出来ることに気づく。だったらx-Dカードだのメモリースティックだのというのは、パソコンのメモリーと同じ扱いで良いことにもなる。当然中〜長期旅行でとか動画ばっかり、なんていうケースには当てはまらないのだけど、日常のいわゆる「お散歩カメラ」の使い方であれば、このカメラの最大600万画素のデータでさえ、1GBのカードで340ショットあまりだそうだから取りあえず十分なのだ。

 そもそもフジのハニカムCCDは、高感度撮影時のノイズに有利なのだそうで、確かに前々モデルのF10やF11の低照度環境下での撮影には、全く驚く。キヤノンCMOSの高感度性能も良いが、それを上回ると思うのだが、この最新機種であるF30は更に性能が向上したようだ。自分では恐らくISO3200なんて絶対使わないだろうが、ISO400や800のノイズを見れば、旧機種や他社のものより優れていることは明白なのだ。

後からは

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 私が開業した20数年前というのは、(今は無き)高周波鋳造機と空調が唯一の例外でほとんど全ての機器が100Vだった。だが、最近というかこの10年200V電源を要する機器が意外に多くなってきたのも、時代の流れなのかもしれない。

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 レントゲン室に二つあるコンセントの一つであるこのコンセントも、100Vだった。だが、今回導入する機器は200V。以前改装を依頼し電気工事も行った設計事務所に、電源の確保を依頼した。

 結果的に無事工事を完了したわけだが、簡単にとはいかなかった。なにしろ、この建物の設計された当時には、トイレの電源回路さえ独立していなかったのだから。現在なら暖房便座やら様々な機器が必要になるので、それ相当の容量を予め確保するのが常識となっているそうだ。今回の話に戻すと、現場を混乱させたもう一つの事実は、なんとレントゲン室には照明を別として2回路のコンセント電源が来ていたのだ。おかげで混乱はしたが、幸いにも容易に200V化することが出来たし、100Vの電源もそのまま確保できたのだ。つまり良い方に解釈すれば、当時レントゲン機器に対し独立した電源を与えてくれていた、と言うことなのだろう。おかげで、どこか他で共有していなければ(もしそうであれば100Vの機器はすぐさまお釈迦になるが<汗)、最低限の常識を守った設計に感謝せねばなるまい・・・。

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 どーでも良いことだが、一応資料だけ入手していた某メーカーのオートクレーブは、消毒コーナーへの電源確保が困難なためと、国産の真空ポンプ内蔵タイプのものが遙かに安いのが判明したので、あっさりと諦めた<笑。更にもう一つ、もう修理依頼も出来ない旧型のケミクレーブの入れ替えは(宇都宮は入れ替えだそうだ)、まだご健在である故、先延ばしとした。

 幸いに工事は1日で完了した。本当は半日程度の予定だったそうなのだが、配管や配線スペースの確保で時間が掛かってしまったようだ。特に配管用の穴は6年前の改装の時に、今日のこの時用に開けたものだが、なんと貫通していないと言うか、貫通を確認していないままだった。更に、家具の配慮も無かったようで無惨な穴が開いてしまった。この件は別に報告しましょう。

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 さて、苦楽を共にした、って大げさだが、20数年当院の画像診断の片翼を担ってきた機器が去っていった。誰か貰ってくれる人がいれば良いのに・・・とか思ったりしたのだが、PL法の事もあり、当然処分だ。

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 多分親友Kの所も、ほぼ同じ頃に処分されたのだろう。彼のも当院のこの機械と全く同じものだから。前回は私のを参考に導入したわけだが、今回は彼の入れ替えに私が乗じたという次第である。

 改めて空っぽになった部屋を見渡すと、撮影の時以外滅多?に使わないのと、数回の改装の際にも取り残された部屋の一つなので、20数年前の有様を思い出す。機械が新しくなったので、そのうちクロスの張り替えをしてあげないと・・・。

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