Microsoftからまもなく発表されるというコードネーム(かっちょいー)「Origami」<ぉ?。AppleのiPod対抗製品とか噂されたが、実はWindows XPが動く小型のモバイルPCだと判ってきた。つまり画面の大きいエアボードとVAIO Uを合体させたみたいな機種らしいと、ってもう既にSONYが開発しちゃってるじゃん、MS。と言うつっこみはその通りで、違う点はTablet PCか否かしかすぎないのだ。
ニュースはこれっきりで、さらに個人的にはこれ以上現在のWindows XPマシンは不要なので、別に買うとか言う問題ではない。それに今年後半には新OS、Windows Vistaが公開されるとなれば、当然これを搭載することにもなろう。だが、ちょっと待て、そんな事ではなく、こういう機種の今後の展開を勝手に儚く期待したい。つまりコンセプトはそのままで大画面、限定モバイルのTablet PC。もし横長17(〜20)インチの画面でそんな機種が登場したら、これは医療界にとって実に待ちこがれていたアイテムと言えるのではないか?キーボードが別で普段は画面(タッチパネルだけど)だけのノートパソコン!
現在(当院ではまだ完全ではないが)一般に行われているのは、院内LANによって各ユニットにそれぞれPCを設置してレントゲンのデータや保険点数の入力あるいはカルテの照会・入力を行っているのが実情だろう。各ユニットにLAN配線を行い、PCを設置しキーボードやマウスあるいはトラックボールを使う。場合によってはミニタワー型のPCかも知れないし、Mac miniのような超小型のPCだったらスマートだが、とにかくPCを使用し、それとは別に液晶モニターも設置して各個にAC電源を確保してそれらをVGAケーブルで接続する・・・。
だがそんな不思議な事態から、電力線によるLAN接続が実用化されればACコンセント一つで院内LANが完成し(遅くても良ければ無線で既に実現しているが)、しかも細かい入力を別にすればキーボードもマウスも不要って・・・(細かい部分で必要になるだろうしこれらも無線接続があるが)。そんな事が現実になれば、明らかにシャーカステン以上の代わりになり得るだろう。確実な固定ができるクレードルがあれば、最小限度の設備で済むかも知れない。そしてユニットに一台より、スタッフに一台ってのはどうだろう?
・・・と夢を見る変なおっさんであった(爆)。