キヤノンからDVDムービーが発表された。220万画素のDC20と、130万画素のDC10でオープンプライス(前者が約¥13万、後者が¥10万程度の予想)。
キヤノンと言えば、現在デジカメで絶好調だが、実はムービーもマニア好みの機種を多く生み出しているメーカーでもあります。いち早くレンズ交換式ムービーや3CCDを搭載するなど、ムービーと言えば「Handy cam」とSONYが一番に名前が出てきますが、ビクター同様意外にマニアックなメーカーでもあります。
さて、ビクターの名前を挙げたのには理由があり、つい先日HDD内蔵のムービーを発表しました。以前からこの手のムービーに興味を持っていたのですが、従来機はデジカメのようにCF typeIIスロットルを装備し4GBのMicrodriveに記録を行っていました。ただ、4GBで最高画質60分の記録時間は納得できるものの、バッテリーの実撮影時間がカタログで約30分と、常に複数の予備バッテリーか別売のベルトホルダータイプのバッテリーが必要になるというお粗末さに、もう引きまくり・・・。
ところが今度はなんと1.8インチのHDDを内蔵してしまい、某テスターに不評だった独特のカメラ部とグリップと一体にしたモニター部分の可動構造をごくありふれた形態にしてコストダウンをはかり出直しをはかったのだ。残念ながら最高画質で20GBのGZ-MG40で5時間近くの容量があるのに、付属のバッテリーは実撮影時間のカタログデータでわずか25分、ただバッテリーも他のメーカーのものとほぼ同じ装着形態にしたため、高容量の(つまり大きく重い)ものも発表されて、手持ちの最大のもので約2時間あまりと、なかなか魅力的なスペックである。
だが、一般に受けが悪くとも私はあの「妙な」グリップが結構気に入っているんだけど、でもあのままではモニターサイズの絶対的な大きさは限られてしまうので・・・やっぱり、残・念!
で最初に戻ると、日立が筆頭になる8インチのDVDに直接記録するムービーが果たしてどの程度必要なのか(ケースバイケースだろうが)、私にはピンと来ないのですよ。ディスクのアクセスの容易さは理解できるものの、HDDだって基本的にディスクなんですから。だから、私にとってHDDが現在のベスト。さて、後は店頭に並んだ時に見に行くだけだな〜???