期待はハイビジョンが・・・

user-pic
0

mn_hdv_naname.jpg

 SONYは社長が替わったせいなのか、驚くべき事が徐々に起きつつある。例えばハイビジョン用のハンディムービーだが、なんと¥18万程度で登場しようとしているのだ。実は私が入手を目論んでいるビクターのHDムービーとあまり変わらない価格なのだから恐れ入る。正直あれをやめて、こっちに乗り換えようと本気で考えてさえいるのだ<汗。だが画像を見ると、あまり魅力的なデザインでもないし、相変わらずグリップの、しかも下からテープの交換をしなくてはならないなど、三脚を使うことを全く否定している設計には内心怒りを憶えるところも多い。その点上位機種のHDR-FX1はさすがだ!だが、あんなに大きく高価では、宝の持ち腐れというより使い切れない<涙。

 話は少々ずれるが、同じ市内に住む私の母が、新しいテレビを欲しいということで探したのだが、実は液晶テレビのほとんど全てがリアルハイビジョン解像度でないことに驚くのだ。その一方でパソコンのモニターの解像度は、殆ど留まることを知らないほど高解像化&低価格化を実現しているのに。

mn_dell_main.jpg

 これはDELLが最近発売したUltrSharp 2405FPW HASという24"液晶モニターだが、通常のアナログ&デジタルPC入力の他コンポーネント端子は当然ながらS端子とコンポジット端子(いわゆる通常の黄色映像入力端子)まで装備している。つまりは純然たるPC用ではなく、AVをも視野に入れた完全にマルチモニターなのだ。だめ押しに各種メモリーカード・スロットルまで装備するが、残念ながらシャープのAQUASの様に画像を単体で見ることはできない。だが、そんな高機能の1920×1200WUXGA液晶モニターが、実売¥14万程度で入手できる。これが早く出ていたら買ったのに、オイラのはこの下の20”ワイド、しかもこれが登場して価格が下がった・・・腹立つ!
 我が家のApple Cinema Displayも買った当時は¥40万近くしたが、現在23”は¥18万程度だからいかに安くなって入手しやすくなったか実感できる。と言うか、あ〜腹立つぅ!!
 そう言えばご意見番モグラ大王さまは、どうやら夢の30”Cinema HDを入手されたご様子。なんとも羨ましい・・・。でも、Apple Storeで見ているが、私にはでか過ぎ!<汗 

 さて、そんな液晶モニターの高解像度&大画面化をあざ笑うかのように、液晶プロジェクターは相変わらずというかXGAから一向に脱却する雰囲気さえない。いやむしろ低解像化&小型化を進め、ビジネスモバイル化をばく進中である。価格帯が下がったのは良しとしても、パネルの小型化は残念ながらデジカメの高解像化と同等には評価できない。その昔?、PMTCで有名な内山先生は千葉県の某所でのご講演の際、XGA以上のプロジェクターを指名されたと伝説に残るほどだが、実はそう遠くない昔は、それほどに液晶プロジェクターの解像度は低かったのだ。現在殆どのビジネス用プロジェクターのパネルは1024×768のXGAパネルであり、その上の1280×1024SXGA、1400×1050SXGA+、1600×1200UXGA、の解像度を誇るプロジェクターは極めて数が限られしかも相当高価だ。yodobashi.comに今現在掲載されているXGAを越えるパネルを搭載するプロジェクターはサンヨー製で、さすがにリアルハイビジョン1080i対応の解像度は1920×1080の¥105万だがこの一機種のみである。

 現在薄型テレビの人気で、デジタルハイビジョンが一般的になりつつあるようだが、そのハイビジョン1440×1080pixelを適正な解像度で視るには注意が必要だ。つまり「ハイビジョン」と銘打っても、結局「ハイビジョン放送は受信できる」のであって、「ハイビジョン画質(解像度)」であるとは限らないのだ。くどいがyodobashi.comに掲載されている「ハイビジョン対応プラズマTV」は残念ながら全て1366×768のWXGA(1280×768)相当の解像度しかない。

 勉強会や講習会でいつも不満に思うのは、会場の広さ・幅に対し、スライド2灯(3灯)の場合は良かったがPCプレゼンのプロジェクター1台になり、全面表示では優るものの、複数画像の表示では少なくとも30%以上の縮小を強いられると言う事実だ。ところが救歯会の友人らの話で、アメリカの某学会では横長表示で投影していると聞き、我が意を得たり!と思うのだ。だが、そもそも解像度が不足しているのをさらに上下切ってしまっては情けない解像度になってしまうのは明白。そこで私が密かに期待するのは、ハイビジョン用プロジェクターである。現在の1024×768XGAに対しハイビジョンは1440×1080だ。たとえそれ以下のパネルであっても1400×788らしいので、少なくとも現在のより縦方向の解像度はそのままで横方向に約1.5倍近く拡張が可能になる。そう、私の提案は、スライドプロジェクター2機のメリットである横方向の画像比較が液晶プロジェクター1機によるより狭小な画像での比較に至っている現状を、横長画面により改善を望みたいのだ。私の要望は、勉強会という恐らくは両手の指の数で終わってしまう(苦笑)位のニーズでは絶対に実現は不可能だが、ホームシアターにおけるフルスペックハイビジョンとなれば後は価格次第で間違いなく実現可能と思うのだ。と、そんなばかげた妄想を起こさせるに十分魅力的なハイビジョンムービーが登場したのだ。つまりハイビジョンムービーをリアルハイビジョンモニターで視る!と。
 だが今週末に行われる末娘の小学校最後の運動会には間に合わないね〜<苦笑

このブログ記事について

このページは、kimuraが2005年5月24日 10:21に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「なのに我が家は」です。

次のブログ記事は「逆転」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。