驚くべき、って言うほどでもないかも知れないが、ニュースだ。アドビがマクロメディアを買収してしまった! つまりマルチメディア界の二大巨頭が買収により、一大ソフト会社となるのだ(ろう・・・自信なさげ<とほほ)。
Macromediaの最も有名なソフトはFlash (Player)だろうし、Shockwave (Player)でもあろう。実は競合するソフトもあり、Adobe GoLiveに対してMacromedia Dreamwaverだったり。このメーカーのソフトはWeb用に特化され、特にAdobeのインターフェイスが嫌いな人たちに評価が高いと聞く。既にwww.macromedia.comのトップでは " Macromedia and Adbe to Join Forces "とある。
どんな実状があったのかは知らないが、Aldus Persuation の開発を断念させ MS PowerPoint が世界標準となりつつあるプレゼンの世界だが、一部でその弊害が問題視されているように、ユーザーが「見かけ」だけでない恩恵を受けられるよう願いたいものだ。
ついでに調べているうちに面白いことが判った。このPersuationを作っていたAldusという会社はAdobeに売却されたのだが、有名なDTPソフトPageMakerは現在もなおAdobeで主力商品となっている。一方Macromediaから販売されているFreeHandも、実はAldusの開発であり、そう言う意味では今回の買収劇でPageMakerとFreeHandは10年目にして再び一つの会社の元に落ち着いたと言える。
勉強になったのは、TIFFとはPageMakerをWindowsに移植する際にAldusとMicroSoftが開発した画像ファイル形式なのだそうだ。